20話 余裕な貴方が苦手No2
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「…え…何…で?
だって…そんな事一言も…」
頭が回らない…
だってマルコさんは困る姿の私を見て楽しんでただけ何でしょ?
だからいつもあんなに追いかけ回して…過激すぎるスキンシップだって…
「嘘ですよね?
また…いつものように私をからかって…「はじめから本気だった」
「……」
マ「本当は名無しの方から俺に好きだって言わせたくていろいろ試してみたけど、名無しが鈍感すぎて伝わらなかったみたいだよい
ーー悪かったな名無し」
「そんなの…分かるわけ!
はじめっからそんなまどろっこしいやり方じゃなくて…もっと分かりやすく…!
私…本当にマルコさんの事…嫌いになりそうになってたんですよ!」
名無しは今までの緊張と心配の糸がプツリと切れると、安心したこともあり目には薄ら涙が浮かんでいた。
マルコは小さく笑みを浮かべ頬にそっと触れると、彼女の瞳に溜まった涙を指ですくい、再びその薄ピンクに染まった唇にキスをした。
「んっ…ぅ…////」
マ「好きだよい」
本当に意味が意味が分からない
信じてみてもいいけど…今直ぐなんて無理
「…私は…
…やっぱり貴方が苦手です」
マ「クスっ…さっきも言ったろ
”逃げたいならとことん逃げればいい”って…
その代わり俺の事好きになるまで何処まででも追いかけてやるよい
追いかけて…捕まえて…
そして…今度はもう二度と離さねぇよい」
手放す気なんて更々ねぇ
反論なんてさせねぇ
逃げるなら…また捕まえてやる
何処にいても
どんな時でも
END