20話 余裕な貴方が苦手No2
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「今度は何ですか?#」
マ「誰が帰って良いと言ったよい」
…朝と同じセリフ#
これで2度目…#
「資料を渡す気がないなら此処には用はありませんから」
マ「だからってそれが俺から離れていい理由にはならねぇ
それにいつもは逃げられちまうが、今度はもう逃がさねぇよい。
もう誰にも邪魔させねぇ」
マルコはその大きな手で名無しの頬にそっと触れ、顎を掴んで上に向かせると、驚いた表情を浮かべている名無しは反応する事ができなかった。
意味分かんない…
邪魔させないってどう言う事?
逃がさないって何で?
マ「もう俺以外の男と仲良く話しなんてするな
俺以外誰も視界に入れるな」
「っ!//////」
顔を近づけ耳元で囁くと、彼の吐息が名無しの耳にかかったのでビクッと反応し顔を真っ赤に染めると、名無しはその場に座り込みマルコを見上げた。
そして、マルコも床に片膝をつき再び本棚と自分の間に名無しを閉じ込めると、彼女の手を掴み手のひらに唇を落とした。
「っ!…マ、マルコさん!/////
やめっ…!」
近い!近い!近い!近い!
マルコさんの顔が近いし逃げられない!//////
マ「俺の事…嫌いか?」
「ーーぇ?」
マルコの少し悲し気な目が彼女に映ると、名無しは彼の問いに小さく声を漏らした。
マ「逃げたくなるほど…避けたくなるほど…
名無しは俺の事嫌いかよい?」
何…?
何急に…らしくない事を…。
いつもしつこいぐらいに追いかけ回すくせに…
いつも意地悪な笑みを浮かべてるくせに…
いつもセクハラばっかりしてくるくせに…
なのに何で今はそんな悲し気な顔してるの?
本当に…
本当に…
本当に意味が分からないんですけど…
そういうところが……
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