18話 流行病
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「ンっ…んぅ…ロー////
ハァッ…キスばっかり……もう」
ロー「ん…?」
その日の夜、ハートの海賊団の母船である潜水艦は穏やかな波に揺られながら海面に姿を現していた。
此処数日は敵からの襲撃もなく、海自体も荒れる事は無かったのでのんびりとした日々を過ごしていた。
そしてこの日の夜、船長であるローと恋人の名無しは同じ部屋で二人っきりの時間を過ごしていると、彼はいつものように深いキスをしてきた。
彼女の事を大事に思っているローはキス以上の事はせず、相手の気持ちを優先にしてきたが、物足りなくなっていた名無しは彼におねだりをしてきた。
”ギシっ”
ロー「ーー名無し…本当にいいのか?」
ベッドに名無しを押し倒したローは、再度彼女に聞き返した。
「うん////…ローなら何をされても良いよ」
顔を真っ赤にした名無しは恥ずかしさのあまり視線を逸らし肯定すると、ローは小さく笑い名無しの首筋に唇を落とした。
恋人同士になって1年半……やっと……やっとだ
ようやく此処までこぎつけた
いつも名無しに触れたいって思っていたーー。
いつもどんな声で俺を求めてくるのか想像していたーー。
だけど名無しには怖い思いをさせたくねぇから…。
だからずっと名無しが俺を求めてくるまで我慢していた。
そしてようやく
今夜…やっと一つになれる…。
ーーそう思っていた………のに…。
ロー「……ん?……え……おい名無し
その…頭に耳みたいなもんが……∪」
「……Σっ!?」
”ガバっ!”
名無しは直様自分の頭を触ると、そこには紛れも無くピョコンと可愛らしい猫耳と尻尾が生えており、名無しは驚きの表情を浮かべた。
「ななな何これ!!?∪
何で耳!!?何で尻尾!!?
っていうかいつの間に!!?∪」
ロー「名無し…お前、その姿も中々似合うんだな////」
「Σなっ!!/////」
ーーこうして心待ちにしていた俺の夜は
「何でこうなったのぉおおおお!!!!∪」
ロー「落ち着け名無し!!∪」
…大波乱の中終わった。
.