17話 あなたに想いを
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「べ、別に良いから!!/////」
今の私の顔絶対真っ赤だ∪/////
私はこれ以上二人と一緒に居たら、よけいにからかわれると思い、アイスティーを片手に私はその場を離れキッチンへと向かった。
はぁ〜…まさか思っていた事が声に出ていたなんて…∪
でもそれがゾロ本人じゃなくてよかったぁ
「サンジ君いる?」
サ「やぁ名無しちゃん♪
俺に会いにきてくれたの?」
「うん、会いにきたよ〜♪」
サンジ君は器用にタバコの煙をハートにして、笑顔で話しかけてくるから、私も彼の冗談を素直に受け取って笑いながらカウンター側の椅子に座った。
「あ、ナミからアイスティー貰ったよ!
サンジ君ありがとうv」
サ「どういたしましてプリンセスv
そういや名無しちゃんマリモ野郎見てないかい?」
”ドキッ!”
「え?…ゾロ?/////」
サンジ君の口から出た「ゾロ」という言葉に、私は一瞬ドキッとすると、冷蔵庫からお皿に綺麗に盛りつけられたスイーツが出された。
サ「いつもならおやつの時間には起きてキッチンに来るんだけど、今日は時間になっても来ねぇからよ
いい加減食べ終わってくれねぇと片付かねぇんだよなぁ∪」
「何処かでまだ昼寝でもしているのかな?
私探してゾロに渡しておこうか?」
我ながらナイスな提案!
おやつを口実にゾロに話しかければ、もっと会話も出来るかもしれない♪
サ「え…でも…」
「大丈夫、大丈夫♪
これ貰っていくね!」
私はサンジ君からスイーツの乗ったお皿を受け取ると、ルンルン気分でキッチンを後にした。
ゾロが行きそうな場所は大体分かっている。
私の足は、初めから彼がどこに居るのか分かっているかのように、迷い無く向かった先は船首の方だった。
一歩一歩近づく度に私の鼓動はドキドキと煩くなり、お皿を持っていた手にも力が入っていた。
寝ているのかな?
それとも起きて刀の手入れでもしているのかな?
どんな風に声をかけよう
何を話そう
考えるのはそればかりーー。
べ、別に告白するわけじゃないから大丈夫/////
いつものように自然に声をかければいいんだから!/////
そして私はゾロが居るであろう船首に来ると、そこには案の定ゾロの姿があった。
「ゾロォ〜?」
…って…やっぱり眠っている
ヒョッコリと顔を覗かせると、そこにはイビキをかいて眠っているゾロの姿があり、私は近づいて声をかけたが、私の声に反応する事無くイビキだけが豪快に響きわたっていた。
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