15話 彼等の行きつけ
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「おいおい此処に来てまで喧嘩か?
酒がマズくなるから止めておけ」
エースとシャンクスの間で美穂の取り合いが始まろうとしていると、先ほどまでシャンクスに抱きしめられていた美穂はいつの間にかいなくなっていた。
シャ「あぁ!美穂がいねぇ!!」
エ「Σあ、サボ!?」
「Σサ、サボさん!」
先ほどまでシャンクスに抱きしめられていた美穂は、いつの間にか今度はサボの腕の中にスッポリと納まっていると、二人はサボの存在に驚きの表情を浮かべた。
「か、革命軍のサボだとぉお!?」
「おいおい!
なんで今夜はこんなに大物が集まってんだよ!?」
エースとシャンクスだけでも店内は大騒ぎな事になっているのに、その上サボの来店でまわりの客は余計に大騒ぎをしていた。
サ「今夜はいつも以上に騒がしいな
それと美穂久しぶりだな」
「久しぶりですねサボさん!
えっと…それと、そろそろ離してほしいんですが/////」
サ「俺的にはもう少しこのままでいさせてほしいんだけど?」
サボの顔が近くにあり、美穂は恥ずかしさのあまり顔を赤らめていると、それを面白く無いといった表情で見ていたシャンクスとエースはムッとしていた。
エ「ったく、それよりもサボ!
オメェは何で此処にいるんだよ」
サ「この島にはちょっとした野暮用で立ち寄っただけだ。
それに美穂の顔も見たくなってな」
シャ「普段このメンツで揃う事は無いが、今日は美穂目当てで、たまたまってことだな」
サ「へ〜お前達も美穂目的か」
「でもまさか三人に会えるなんて本当に予想していませんでしたよ!」
美穂はサボの腕をすり抜け、カウンターから彼がいつも飲んでいるお酒を渡すと、それをゴクゴクと飲み干していった。
エ「それにしても今夜は他の客が多すぎるな。
なぁ美穂、今日は俺達の貸し切りにしてくれねぇか?
他の奴らがいると美穂も俺達とゆっくり話しできねぇだろ?」
「え!?
いやそれはいくら何でも…∪」
サ「確かに他の奴らは邪魔だな…。
よし、じゃあ此処は俺に任せろ」
そう言ってサボは他で飲んでいる男達の元に行くと、大声で叫んだ。
サ「おい!
今此処で飲んでいるオメェら!!
今夜はこの店を白ヒゲと赤髪と革命軍が貸し切りとする!!
悪いが他の奴らは出て行ってくれねぇか?」
「ちょ!サボさん!?」
サボの声が店内に響き渡り、美穂も慌てて彼を止めに入ったが、それよりも店内で飲んでいた男達はギロッと彼等を睨んだ。
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