第48話 どんな時でも
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「イゾウさん昨晩は泊めてくれてありがとうございました」
朝一番に起きたひなみはずっと側にいてくれたイゾウにお礼を言うと、彼は相変わらず優しい表情を浮かべ彼女に暖かいお茶を差出した。
イゾ「もう大丈夫かい?」
「はい!
私少しでもマルコさんの記憶が戻るように何とか頑張ってみます
…じゃないと…この世界へ来た意味が無くなってしまいそうで」
イゾ「俺もこのままマルコの記憶が戻らないのは心配だが、お嬢もあまり無理すんじゃねぇぞ?
昨晩も言ったが一人で頑張らず俺達を頼れ」
「クスっ、ちゃんと覚えていますよ
大丈夫です
無理はしません
今日は記憶の無いマルコさんと少し話しをしてきます
”今”のマルコさんにとって私は”新人クルー”ですから
挨拶はちゃんとしておかないと」
イゾ「ーーそうか…分かった。
あ、それと食堂に行く前にちゃんと身支度を整えてこいよ
サッチやエースが心配していたからな
ちゃんと元気な顔を見せてやれ」
「もちろんそのつもりですよ♪
じゃあイゾウさん、また後で!
お邪魔しました!」
ひなみは彼にペコッと頭を下げてお礼をすると、イゾウは左手を上にあげて「またな」と合図をし、ひなみも準備をする為に自分の部屋へと戻った。
**厨房にて**
サ「…はぁ〜」
ドニ「朝から溜め息なんてサッチ隊長らしくないですね」
今朝からサッチはいつものようにクルー達の為に調理をしていたが、今日で何度目になるか分からない溜め息を吐き、ずっと気にしていたドニが彼に声をかけた。
ドニ「エース隊長も同じように元気無かったから…もしかしてマルコ隊長の件ですか?」
サ「ん〜…まぁそんな所だ
アイツの記憶が無いと分かってからひなみちゃんスゲェ落ち込んでて…
昨日は俺もエースもドクターに話しを聞いたり、マルコと話しをしたりで…彼女のことイゾウに任せてたんだ
本当なら俺達がひなみちゃんの側にいてやんなくちゃいけなかったのによ
他の野郎に任せちまうなんて…彼氏として失格だわ」
エ「ひなみ……スゲェ悲しそうな顔してた」
ドニ「あ、エース隊長」
厨房の入り口に食事を終えたエースが浮かない顔して立っていた。
【いいから!私は大丈夫だから!】
エ「全然大丈夫なんかじゃなかったのに…今にも泣きそうな顔が頭から離れねぇんだ
……俺達が…ひなみを守らなきゃいけねぇはずなのに」
サ「後でひなみちゃんの様子を見てくるよ
もしかしたら暫くは元気ねぇかもしれないし」
サッチはエースの肩をポンと叩き、自分の仕事に取りかかろうとした時だった…。
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