第44話 意識覚めぬまま
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サ「敵の銃弾は海楼石で作った弾だったんだよ」
「ーー海楼石?」
サ「あぁ、ひなみちゃんは知らなかったよな
…マルコやエースの様な能力者が海に嫌われ一生カナヅチになるって話しは前にも聞いた事あったろ?」
「うん…前にマルコさんが…」
サ「海楼石ってのは海と同じエネルギーを発する石の事で、能力者がこの海楼石に触れると、海に落ちた時と同じ状態になって能力者は悪魔の実の能力を一切使えなくなるんだ
これが能力者の欠点でもある…。
海楼石で作られた銃弾で撃たれたらマルコだって自分の能力で怪我を治す事はできねぇんだよ」
「そ、そんな…」
サッチから海楼石の事を聞いたひなみは不安気な表情でマルコに視線を向けると、カルテ整理を終えた船医のオーウェンが彼等の元にやってきた。
オ「体に5発の銃弾が出てきたが、急所は奇跡的に外れてたから大丈夫
意識はいつ戻るか分からんが、容態が安定しているだけマシじゃ」
その後オーウェンは「オヤジに報告をしてくる」と言い残し医務室を後にすると、ひなみは眠っているマルコの手をそっと握った。
いつもならその大きな手で彼女の頭を優しく撫でてくるが、この時ばかりは握り帰す反応もなく、ひなみはただ見つめる事しかできなかった。
「ーーマルコさん…」
エ「…し、心配すんなよひなみ!」
「エース…」
エ「俺達はこの航海で幾度となく危険な目にあってきたんだぜ!
どんなに怪我しても皆元気になったんだ!
だからマルコだって直ぐに目が覚めるって!」
サ「そうそう!
こんな意識が飛ぶぐらいの怪我なんて日常茶飯事だよん
それにマルコの事だ…。
ひなみちゃんを置いて死ぬような野郎じゃねぇよ」
「サッチさん…。
ーーこんな怪我が日常茶飯事なのは私としては心配でしかないけど…
でもそうだよね
マルコさん強いから絶対元気になってくれるよね」
カミラ「サッチ隊長やエース隊長の言う通りよ
此処には腕のいい医者と私達ナースがついてるわ
此処に運ばれてきたクルー達は皆元気になって帰ってくるから心配しないで」
「カミラ、ありがとう
ねぇ、もし良かったら…その…お見舞いに来ても…」
カミラ「クスっ、勿論
その方がマルコ隊長も喜ぶと思うわ」
「ありがとう
マルコさん、明日もお見舞いにくるから
だからゆっくり休んで、早く元気になってね」
カミラから許可を貰ったひなみはお礼を言うと、マルコが元気になるまで毎日お見舞いにいく事を誓った。
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