第33話 もう離さない
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二度と会えないって思ってた。
二度と触れる事ができないって思ってた。
二度と名前を呼んでもらいないって思ってた。
ーーなのに…なのに…
今俺達の目の前にいるのは……
紛れも無く俺達が愛している人だーー。
彼女の様子が気になったマルコとサッチとエースは医務室へと向かった。
バタバタと忙しく廊下を走っていくエースにマルコは注意をしたが、そんな彼は聞く事もせず勢いよく扉を開いた。
マ「だから静かにって……っ!」
「…マルコさん…サッチさん…エース…」
すると扉を開いたその先には、先ほどまで意識を失っていたひなみが身体を起こし、驚いた表情を浮かべ彼等を見ていた。
お互いの思考が一時停止したような感覚に襲われたが、それよりも逸早くマルコの身体は動いており、気がつけばひなみの身体をギュッと抱きしめていた。
マ「…ひ…ひなみ…」
「…はい」
マ「ひなみ…ひなみ!ひなみ!ひなみ!!」
彼女の存在を確かめるようにマルコはひなみの身体を力一杯抱きしめると、ひなみも「これは夢じゃないんだ」と瞳からボロボロと大粒の涙が頬を伝っていった。
そしてサッチやエースも彼女の元へと駆けつけ、それ連れが手をギュッと握りしめると、それに応えるようにひなみは手を握りかえした。
サ「ひなみちゃん!!」
エ「ひなみ!!」
「マルコさん!…ヒクッ…サッチさん!…エース!
ぅうっ…会いたかった…ヒクッ…夢じゃないよね!?
現実なんだよね!?」
エ「当たり前だろ!
俺達はちゃんとここにいる!
これは紛れも無く現実だ!」
マ「『奇跡は起きる』…そう手紙に書き残してくれたのはひなみだよい
俺はそれだけをずっと信じていたーー。
ーーもう離さねぇよい!」
「ぅ…ぅう…私も…もう皆さんと離れたくないです!!」
ひなみは彼等に会えた嬉しさのあまり涙が止まらず、マルコの腕の中で大声で泣いた。
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