第15話 消えた不安
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「おはよう美月」
美「…あ、ひなみ!
おはよう」
ひなみは会社に出社し美月に挨拶すると、彼女のデスクの周りに人集りができていたので何があったんだろうとひなみは疑問に思っていた。
「どうかしたの?」
美「ひなみ知ってた?」
「え?何が?」
美「咲間君の事よ!」
「っ!(ドキッ)…さ…咲間君がどうしたの?」
咲間という言葉を聞いてひなみは一瞬体をビクつかせたが平常心を保ちながらも美月に聞いてみた。
美「咲間くん会社をクビになったみたいよ」
「…っ…咲間くんが?」
美「うん、詳しい理由は分からないんだけど、昨晩会社にパトカーが止まっているのを営業部の人が目撃したらしくてね
警察の人と一緒に出てきたらしいのよ」
…あの後…捕まったんだ…
ひなみは彼が逮捕されたと言う事を聞いて内心ホッとしていると、美月は「そういえばひなみも残業していたけど何か知ってる?」と聞かれた。
「え…ううん!
私もあの後すぐに帰ったから分かんないや
その後も咲間君一人で残業するって言ってたから」
昨晩の事は…他の人にも美月にも知られたくない…
美月…ゴメンね…。
美「そうなんだぁ
でも、これでひなみも一安心だね!
咲間君ってひなみの事にかなり執着していたみたいだからさ」
「ははっ∪…そ、そうだね
でも咲間君も大変だね」
いや、今回はかなり安心している!
あのまま誰も助けに来なかったらどうなっていたんだろうと想像するだけで今でも寒気がするぐらいだから…。
でもあの後逮捕されたのは少し意外だったけど、これで心配事が減ってくれるなら私は捕まって良かったと思うばかりだ。
この事は社内でも大きな話題となり、一日中咲間に関する話しばかりで持ち切りだった。
中には本気で咲間の事を狙っている女子社員も何人かいたようで、彼の逮捕は彼女達にも少なからずの影響を与えていた。
そしてお昼休みになりひなみは先日美月とランチの約束をしていたので、近所にオープンしたイタリアンを食べに出ていた。
いつもサッチにお弁当を作って貰っているひなみも、今回は彼に謝ってお弁当は入らない事を伝えると、本人は笑顔で「大丈夫♪」と言っていたが、少しばかりガッカリした表情をしていたのをひなみは気付いていた。
サッチさん本当にごめんなさい〜∪
美「ん?ひなみどうかした?」
「Σえっ?
いや、何でも!∪」
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