第12話 同じ空間で
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買い物から帰ってきた後、ひなみは自室にこもって明日デザイン案を提出できるように仕事を進めていた。
エースはひなみともっと一緒にいたかったらしく、部屋に行っても良いか聞いていたが、マルコとサッチが仕事の邪魔をするなといってきたため少しばかり不貞腐れていた。
【じゃあ明日はひなみと一緒にいられるんだな!?】
エース凄く嬉しそうだったし…∪
今は2時かぁ…。
少しスピードを速めて仕事をすれば4時ぐらいには終わるかな?
時計とパソコンを交互に見ながら仕事の状況を確認し、ひなみはある程度構造ができているデザイン案の制作を進めていった。
彼女は一度集中すると周りの音が一切入ってこず、ずっと画面と睨めっこをしながらマウスを動かし、時にはクライアントとのメールの確認をしていた。
すると、その時だった。
画面を見ながら色々考えているとき、彼女の部屋の扉が控えめにノックされた。
”コンコン”
”シーーン”
”コンコン”
”シーーン”
”カチャ”
マ「…ひなみ入るよい」
扉をノックしていたのはマルコだったようで、返事のない事に少し心配した彼はユックリと扉を開けて室内を確認すると、ひなみは集中しすぎてマルコの存在に気付いていなかった。
ーーここの色合いはグラデーションを希望か…。
…そうすると、ここで他のデザインを入れてしまうと完全にボケてしまうなぁ…。
ーーあ…でもこの場所のグラデーションを単色に変えて、パターンデザインを入れてみたら見栄えは良くなるかもしれない!
ん〜…でもそうしてしまうとクライアントさんの希望とはまた違ったものに…
マ「…ひなみ」
”ギュ”
「Σひゃぁっ!…マ、マルコさん!?//////」
いつまでたっても自分の存在に気付いてくれないひなみに対して痺れを切らしたマルコは、背後から彼女の小さい体をギュッと抱きしめ耳元で囁くと突然の事に驚いてしまった。
マ「やっと気付いたかよい」
「す、すみません∪
仕事に集中しすぎて全然気付きませんでした∪」
未だドキドキしている心臓を落ち着かせながらひなみは後ろから抱きしめているマルコを見上げると、彼も「驚かせて悪かったよい」と言って頭を撫でた。
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