第1話 海賊のと名乗る変な人
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もしかして泥棒!?
それとも変出者!?
ーーどちらにしても私殺されちゃう!?
「おいおい、いきなり押し倒さなくてもいいんじゃねぇの?」
「仕方ねぇだろい
それに騒がれても後々面倒だい」
「でも手荒な事はすんなよ」
頭の中でよくない事を色々考えていると、いきなり頭上で声が聞こえてきたと同時に、先ほどまで真っ暗だった空間が”パッ”と明るくなった。
すると目の前には鋭い眼光に、まるでパイナップルを連想させるような独特なヘアスタイルをした金髪がひなみの事を見下ろしていた。
ーーだ…誰ぇ!!?∪
ひなみは彼を見た瞬間それを一番に思って目に涙を浮かべていると、彼女の前にいた男は再度口を開いた。
「手荒なマネをして悪かったよい
手を離すから大声で叫んだり、暴れたりしねぇでくれるかい?」
男は彼女を怖がらせないように優しい口調で問うと、抵抗して殺されても嫌だと思ったひなみはそのまま上下に何度か頭を降って了解した。
それを見た男はひなみからゆっくり手を離し体を退けると、ひなみはバッと体を起こしてソファの後ろへと逃げ隠れた。
「ほらぁ、マルコの所為でお嬢ちゃん怯えちゃってるじゃない。
ごめんよ俺達は別に怪しいもんじゃ無いんだぜ」
いやいやいやいや!!
怪しい!!
メチャクチャ怪しい!!
何あのフランスパンみたいなリーゼント!!∪
80年代のブーム再来でもしてんの!?∪
「そうそう、俺達はただの海賊だからよ!
だから全然怪しいもんじゃ「それを言うんじゃねぇよい!」
”ゴンっ!!”
「Σヒィっ!」
「イッテーな!!何すんだよ!?」
上半身裸でテンガロンハットを被っている男はひなみにニカッと笑って声をかけると、隣にいたパイナップルが彼の頭にとても痛そうな拳骨を振り下ろした。
するとそれを見たひなみはビックリして小さく悲鳴を上げると先ほどよりも余計に怯えてしまい、その姿を見たパイナップルヘアーの男は「どうしたものか」と困った表情を浮かべていた。
「よっし!
じゃあここは俺っちに任せなって」
そう言うとリーゼントヘアーの男はひなみを怖がらせないように小さく微笑むと、床にドカッと座って彼女に話しかけた。
「ごめんな
急にこんなデカい野郎3人がいてビックリしたろ?
でも俺達は君に危害を咥えるつもりはないし、ましてや盗みに入ったわけでもないんだよ。
そういや自己紹介がまだだったな。
俺はサッチで、こっちの愛想がねぇ表情をした金髪がマルコ、そしてこの上半身裸のハットを被ったのがエースってんだ」
本当に危害を咥えないつもりなのだろうかとひなみ自身もまだ警戒していると、サッチと名乗ったリーゼントを見てその次にエースと名乗る男に目を向けると、ひなみが目が合ったと同時にニカッと笑った。
そんな彼等を見てひなみは「多分大丈夫だろう」と、勇気を出してソファの後ろからゆっくりと出てくるとそのまま腰掛けた。
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