第9話 その優しさとこの気持ち
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ひなみはサッチの為に軽食と薬と氷枕を持って部屋にやってくると、先ほどまで寝ていたサッチの瞼がユックリと開かれた。
サ「ゴホ…ゲホッ
…ぁ…ひなみ…ちゃん/////」
「サッチさん少しでもいいので食べられますか?」
机の隣にあったテーブルに食事を置き、先ほど持ってきた氷枕を枕元に置いた。
そしてひなみはサッチの体を支えながら体を起こすと、その服が汗でびっしょりになっている事に気付いた。
「凄く汗かいてますね
一応タオルも持ってきましたので、これで体とか拭きましょうね
あと服も着替えましょう」
ひなみは持ってきたタオルを取り出し、彼のシャツのボタンを外していくとそれにサッチが驚いた。
サ「ひ、ひなみちゃん!?/////
何やってんの!?/////」
「え?何って体を拭くに決まってるじゃないですか」
サ「い、いいって!/////
それは自分で…ゲホッ!ゴホっ!」
「こんなに弱っているのに自分じゃできないでしょ?
それにモタモタしてたら体が冷えちゃいますよ
ーーそれに病人なんですから、甘えていいんですよ」
サ「…っ/////……わ…分かった////
じゃあ…お願いしてもいい?/////」
「フフ、はい♪」
ひなみは再びボタンを開けていくと、そこには鍛え抜かれた肉体美が露になり、その世界で戦ってきたと思われる傷があちこちに痕として残っていた。
それを見たひなみは一瞬手の動きを止めたが、再び手を動かした。
サッチも女経験がないわけではなかったので、自分の裸を見られるという事に関して抵抗がないわけではなかったのだが、何故かひなみに関しては別だった。
なんだろう…ただ体を拭いてもらっているだけなのに////
スゲェ緊張している/////
「よし、汗も拭きましたからこれで大丈夫ですね!
先ほど着ていた服は洗濯しますので、こちらの寝間着に着替えてくださいね」
サ「あぁ、ありがとう/////」
着替えた事で先ほどの気持ち悪さが少し和らぐと、ひなみは作ってきた料理を差出した。
サ「ひなみちゃんこれは?」
「これは雑炊といって野菜や魚介類を混ぜて味をつけて炊いたご飯です
最初はお粥にしょうかと思ったんですが、栄養の事を考えたらこっちの方がいいかと思って!
キッチンに作りかけの食材があったので使わせて貰いました」
サ「そっか…ありがとうひなみちゃん
あ、でもあいつらの飯…∪」
「マルコさん達の食事は私が作っておきましたら心配しなくていいですよ」
サ「何から何まで悪ぃな∪
俺…格好悪ぃ∪」
「そう思うなら早くかっこいいサッチさんに戻ってくださいね♪」
サ「そうだな
ひなみちゃんの為に早く元気にならねぇとな」
サッチは小さく笑みを浮かべ、ひなみが作ってくれた料理を「スゲェ美味いよ」と言いながら全て平らげていった。
「ご飯食べられてよかったです
あ、この薬は解熱剤ですから飲んでくださいね」
薬をサッチに飲ませ落ち着いたところでひなみは部屋から出て行こうとした。
しかし、サッチはひなみの腕を掴み出て行くのを阻止すると、ひなみは「どうしました?」といって振り向いた。
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