第7話 彼等の新しいお仕事
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ひなみはマルコから本を貸してくれと言われた為、自室に戻って彼が読めそうな本を探してみる事にした。
普段はひなみ自身も読書をするのが好きなため、小説や図鑑、歴史、専門誌などいろんなジャンルの本が棚に収められており、彼女もいろんな本をパラパラとめくってマルコが読めるものを探していった。
マ「ひなみも読書は好きなのかい?」
「はい、時間がある時は集中して何冊か読んじゃいますよ
この前なんか朝から本を読み出して、気付いたら夕方になっていたときは本当にビックリしちゃいましたよ」
本棚から視線を逸らす事無く探しているひなみの後ろ姿をマルコは見つめていると、先ほどサッチから言われた言葉が脳裏をよぎった。
サ【好きになっちまった女は異世界人なんだぜ?】
サ【あまりひなみちゃんに思い入れしちまったら、辛いのはマルコじゃねえのか?】
……分かっている…。
分かっているが…ーー。
あんな事言われたら…。
【普通じゃないからってそれが何なんですか?
ーー普通じゃないと駄目なんですか?】
【どんな能力を持っていたとしても、マルコさんはマルコさんなんですから…。】
…好きになるなって方が無理な話しだろい。
以前ひなみに言われた言葉を思い出したマルコは小さく笑みを零していると、突如自分の目の前に一冊の本が差出された。
マ「っ…」
「これなんてどうですか?
私のお気に入りなんです」
マ「これは?」
「英文と日本語が両方表記している小説です。
これならマルコさんも読めるんじゃないでしょうか?」
マ「ありがとよい」
「本が読みたい時はいつでもここにあるものを読んでいいですよ
あ、もう少し真面目な本がいい場合は歴史の本もありますから」
マ「悪ぃな気を使わせちまって
でも折角ひなみが進めてくれた本だから、俺はこれを読ませてもらうよい」
マルコは彼女から本を受け取り優しく頭を撫でた。
マ「…それと…明日から仕事なんだろい?」
「えぇ、そうですよ」
マ「ひなみがいない間俺にもできそうな事何かないか?
ここに住まわせてもらっている身だからな」
「えっ!そ、そんな気にしなくていいですよ!」
マ「いいや、サッチやエースに仕事があって俺に何もねぇのは不公平だろい?
やり方さえ教えてくれりゃあ俺でもできるよい」
「ん〜…じゃあ大変恐縮ですが部屋の掃除をお願いしてもいいですか?
掃除と言ってもゴミを吸い取る機械がありますので、それを使ってくれればいいですから」
マ「ありがとよい
後で使い方教えてくれるかい?」
「はい♪」
ひなみから新しく仕事を貰ったマルコは満足そうな表情を浮かべ、その日は一日ひなみの部屋で本を読んで過ごした。
END
