第6話 俺らが君の兄に…
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"グイッ"
「っ……ェ…エース…さん?」
エ「……悪かった…。
ーー俺…ひなみを悲しませたかったわけじゃなかったのに……怒らせたかったわけじゃなかったのに……。」
エースは彼女の肩に顔を埋め、その小さな体をギュッと抱きしめると、少し驚いていたひなみだったが彼の背中にそっと腕を回し抱きしめ返した。
「もういいんですよ
私もエースさんと一緒で、この悲しみを…苦しみを誰かに聞いてもらいたかったのかもしれません
どんなに月日が流れようと、消える事はないかもしれませんから。
ーーもしエースさんの中で苦しくて苦しくて、また自暴自棄になってしまいそうな時は私が受け止めますから」
ーーこんな風に正面から受け止めてくれる人は…ひなみが初めてだ。
ずっと苦しかった…ずっとこの悲しみに押しつぶされちまいそうだった。
苦しくて…苦しくて…苦しくて…。
この思いを叫んでも…それに誰も答えてくれない…。
でも…ひなみは違った。
こんな俺に手を差し伸べてくれた…。
俺にとって太陽のような存在だ。
だったら俺にもなれるか?
ひなみにとって…俺だけが特別な存在にーー。
エ「ありがとう……ありがとうひなみ
なら、ひなみが辛い時は俺が受け止めてやっから」
エースは小さく微笑みながらひなみの頭を優しく撫でると、それを見ていたマルコとサッチは彼の頭を豪快に撫で回した。
マ「ガキが何言ってんだよい
ひなみの事は俺達が受け止めりゃいい」
サ「そうだよん
何自分だけいい格好しようとしてんだよ」
エ「Σなっ!/////
別にかっこつけようとかじゃねぇよ!/////」
エースは「止めろよ!」といいながらサッチと戯れていると、マルコはひなみに優しく微笑んだ。
マ「…ひなみ、話してくれてありがとよい
でも、もう一人で抱え込まなくていい。
何かある時は今みたいに俺達に話してくれ。」
サ「そーそ♪
俺っち達家族であり兄妹なんだからさ」
ーー私は…ずっとずっと寂しかった。
ずっとずっと苦しかった。
あの日から突然家族を奪われ……そして孤独になった。
一人は嫌だった。
孤独は嫌だった…。
ねぇ…彼等が手を差し伸べてくれるなら…。
私にその手を掴ませてください。
END
