第6話 俺らが君の兄に…
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エースはぽつりぽつりと自分の思いを彼女に伝えると、今まで黙って話しを聞いていたひなみは、優しく彼の頭を撫でた。
「…エースさん。
生きてちゃいけないって誰が決めたんでしょうか?」
エ「…え…っ」
「…産まれてきちゃいけないって誰が決めたんでしょうか?」
エ「………っ」
「貴方の存在価値を"ただのゴミでしなかい"って誰が決めたんでしょうか?」
エ「そ…そんなの世の中の奴等に決まってんだろ!!
世の中の奴等全員!!
全員俺の事そう思ってんだよ!!
俺が…俺がロジャーの息子である限り!!」
エースはひなみの手を払いのけその両手で彼女の肩をガシッと掴むと、自分に再度言い聞かせるように大声で怒鳴った。
すると突如リビングの扉が開かれたと同時にサッチはエースを引き離し、マルコはひなみを守るように彼女の前に立ちはだかった。
マ「大丈夫かよいひなみ」
「っ…マルコさん…サッチさん!」
エ「…っ」
サ「ちったぁ落ち着けよエース
今何時だと思ってんだ」
「あ、あの騒がしくしてごめんなさい!
エースさんは悪くないんです。
私が…」
サ「いいや、コイツは何かあると直ぐ熱くなっちまうからねぇ」
マ「で…エース何をそんなにキレてやがる
ガキじゃねぇんだ…ひなみに迷惑かけんじゃねぇよい」
ーー違う…!
俺は…ひなみに迷惑をかけたかったわけじゃねぇんだ!
…ただ……ただ俺は…!
エ「何でもねぇよ
……悪かったな…怒鳴っちまったりして」
サッチの腕を振りほどき、エースはそのままリビングから出て行こうとした。
しかし次の瞬間、ひなみはエースの腕を掴みそれを阻止した。
エ「…ひなみ?」
「………貴方達の世界がどんな所かなんて…私にはまだまだ分からない事だらけです。
どんな人達がいて、どんな世界が広がっていて…。
分からない事だらけですけど……この世界と共通して言える事はあります!
誰からも望まれずに産まれてこなければいい人なんて誰一人いないんですよ!!」
エ「…っ!」
「エースさん、貴方のお父さんやお母さんは心から貴方に産まれてきてほしいと願っていたに決まっている!!
自分の生死がかかっていても、命を無くしてまで貴方を産んだのはとても愛していたから!!
貴方にこれから先の未来を託したから!!
…それにエースの周りにはエースの存在自体を否定した人は本当に”全員”だったの!?
義兄弟のサボさんやルフィさんは!?
スペードの海賊団の皆さんは!?
白ひげ海賊団の皆さんは!?
サッチさんやマルコさんは!?
ーー私は!!?
少しでも貴方の事否定した!!?」
エ「……ひ…ひなみ…」
「…エースの存在価値をちゃん理解している人は沢山いるんだよ。
自分で否定するような事しないで…。
自分でその価値を下げるような事はしないで…。
貴方には貴方の事を心から思ってくれている家族がちゃんといるんだから」
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