第4話 彼等の能力
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ーーえ……何?
いきなりマルコさんが燃えたと思ったのに…。
この鳥は…一体何処から…。
メラメラと綺麗な炎を上げている鳥を前にしてひなみは呆然としていると、エースは静かに口を開いた。
エ「マルコは悪魔の実の中で、一番珍しい幻獣種と言われているトリトリの実を食べたんだ。
それが…不死鳥なんだ」
「…不死…鳥……」
たしか…死んでも蘇ることで永遠の時を生きるといわれる伝説上の鳥ーー。
それが…マルコさんーー。
ひなみの目の前にいる不死鳥姿のマルコはジッと彼女を見つめ『クルルルル』と小さく鳴き声を発すると、ひなみはマルコに近づいた。
そっと不死鳥の頬に手を伸ばせば、目を瞑って彼女の手に擦り寄ってき、手に伝わるその感触はとても柔らかく、暖かく、安心できるものだった。
マ「気持ち悪いだろい?」
「…え…?」
マ「こんな姿普通じゃねぇ……見た目は人間でも中身は化け物なんだよいーー。
怪我をしても不死鳥だから勝手に治ってしまう…。
死ぬ事すらできねぇ…。
俺は……俺達悪魔の実を食べた能力者は…普通じゃねぇんだ
俺達見たいな化け物がこの家にいる事自体気持ち悪いだろい?
だからひなみ…拒絶していいんだよい。
怖がったっていいんだよい。」
マルコは悲し気な表情を浮かべ目を逸らすと、ひなみはその首に両腕を回し優しく抱きしめた。
マ「…っ」
「……とても…とても…綺麗ですマルコさん。」
マ「…っ!」
「正直とても驚いていますよ。
エースさんは炎人間で、マルコさんは不死鳥さんで…。
急にそんな事言われるとそりゃ誰だって驚きますよ。
ーーでも普通じゃないからってそれが何なんですか?
ーー普通じゃないと駄目なんですか?
炎が出せても良いじゃないですか。
怪我が勝手に治っても不死鳥でもいいじゃないですか。
どんな能力を持っていたとしても、エースさんはエースさんで、マルコさんはマルコさんなんですから…。
住む世界が違えど、体質が他より違えど…。
私は拒絶なんてしませんし、怖がったりもしませんよ。
ここでは私達家族じゃないですか」
サ「…っ!」
エ「……ひなみ…」
マ「……っ」
まさかひなみの口からそのような言葉が出てくると思わなかった3人は、心の奥に何やらくすぐったいようなギュッとなるような、そして暖かくなるような感情に包み込まれた。
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