第29話 月に願いを
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そしてその日の夜、宴の準備ができたのでサッチが作った料理を外のテラスに全て運ぶと、料理を楽しみにしていたエースが「早く食おうぜ!」と待ちきれない気持ちを抑えられずにいた。
「クスっ、エースは凄く楽しみにしていたもんね♪
それにしてもサッチさん。
今日の料理は本当に豪華ですね!」
サ「あったり前だろ♪
今日は月を見ながらの宴だからな。
サッチさんはどんなときでも妥協はしないんだぜ♪」
「このお酒ってマルコさんとエースがチョイスした奴ですよね?」
マ「あぁ、このシャンパンは甘いみたいだからひなみにピッタリだと思うよい」
「ありがとうございます♪」
準備もできたのでそれぞれ席に付き、グラスにお酒を注ぐとグラス同士を打つけて乾杯をした。
月夜に照らされたお酒はキラキラと輝いており、グラスに注ぎ込まれたお酒の表面には煌煌と輝く月が綺麗に映し出されていた。
エ「この肉スゲェ美味い!♪
ひなみもこれ食えよ!」
「エースは本当に美味しそうに食べるね!」
とうとう今夜が最後になるかもしれない…。
今日で彼等とお別れになってしまう…。
でも…それでもいいの。
マルコさんが…サッチさんが…エースさんが…。
この世界でどんなときでも笑って過ごす事ができたのなら、私はその方が幸せだから…。
だから彼等と一緒にいられる最後の時までーー。
私はーー。
マ「ひなみ?
ボーッとしてどうかしたのかよい?」
「へ?…あ…いや
今日の月は本当に綺麗だなぁって思って見入っちゃっていました。」
マ「確かに今夜の月は本当に綺麗だよい
今夜見たこの月だけはこれから先忘れる事はないよい」
サ「そうだな
こんな綺麗な月を見て、美味い酒飲んで…そして大好きなひなみちゃんと一緒にいられて…。
こんな最高な夜はねぇよ」
エ「またこんな月の夜はこうやって宴をしたいよな♪」
「うん。そうだね
またこうやって皆で月を見たいよ」
ひなみ自分の隣にいる彼等の横顔を見つめ、手に持っていたお酒をグイッと飲み干した。
マルコ達が選んだお酒は本当に美味しく、甘い果実が口いっぱいに広がり、飲んでいてジュースでも飲んでいるのではと騙されてしまうぐらいだった。
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