第3話 湯上がりのギャップ
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「あ、エースさんここで寝ちゃ駄目ですよ!」
エ「…ん〜……大丈…夫……寝て…ねぇ…」
髪を乾かし終えると、ひなみはエースの方を揺さぶってソファーで寝ないように声をかけた。
「エースさん、部屋に案内しますからもう少し頑張ってください」
ひなみは彼の手を付かんでその場から立たせると、覚束無い足取りでエースは必死に彼女の後を付いて行った。
こんなに眠そうだから下手に階段は上らせない方が良いかもしれないな。
確か1階にはゲストルームがあったから、エースさんはそっちを使ってもらうか!
そう思ったひなみは1階の廊下を出ると、キッチンの隣にある部屋をエースに貸すことにした。
ベッドに彼を寝かしつけた後、風を引かないようにを上から薄手の掛け布団をかけてやると、お休み3秒でエースから豪快なイビキが聞こえてきた。
クスッと小さく笑みを浮かべたひなみは「おやすみなさい」と眠っているエースに声をかけ部屋から出て行った。
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「あれ?サッチさんはお風呂ですか?」
マ「あぁ、さっき入りにいったよい」
リビングに戻ってくるとサッチの姿は何処にもなく、代わりにマルコが一人新聞を見ながら珈琲を飲んでいた。
少し冷えてしまったがひなみも先ほど入れた珈琲に口を付け一息付けようとすると、マルコがこちらを見ている事に気付いた。
「どうかしましたか?マルコさん」
マ「…ぁ…いや…「あ、そう言えばマルコさんってこちらの世界の文字って読めるんですか?」
何か言いた気なマルコだったが、途中でひなみが声を被せてきたので自分の言葉はかき消されてしまった。
マ「文字は分からねぇが、写真を見てこんな感じかなとは思ってる」
「そうなんですね。
マルコさんと普通に会話出来ているので、てっきりこちらの世界の文字も分かるのかと思っちゃいました。
ちなみにそちらの世界で”マルコ”ってどんな字になるんですか?」
「書いてみてください」と興味津々で紙とペンを持ってきたひなみは彼に差出すと、慣れた手つきで文字を書いた。
するとそこには英語で「MARCO」と書かれていた。
「あぁ、そちらの世界の言語は英語になるんですね!」
マ「この世界では”エイゴ”って言うのかい?」
「はい!英語は世界共通語ですから、この国でも習ったりしますよ。
でも私は英語は苦手なので、簡単な言葉しか分かりませんけどね∪」
あははと苦笑いを浮かべていいると、チラッと視線に入った時計を見て、「そろそろ寝る準備をした方が良いですね」と言ってカップに入っていた珈琲を飲み干した。
サ「ぁあ〜サッパリした♪
ひなみちゃん風呂ありがと」
「いえいえ!
リラックスでき………Σって…誰ぇ!?∪」
サッチがお風呂から上がり声をした方を振り向くと、ひなみは驚きの声を上げた。
そこには先ほどまで立派なリーゼントだったサッチの姿は何処にもなく、髪をオールバックにしたロングヘアの彼がいた。
サ「なになに?そんなに驚いて…。
俺っちってそんなに魅力的?v」
マ「寝言は寝て言えよい「いや、そっちの方が私は素敵だと思いますよ」
マ「は?」
「フランス…いや、リーゼントのサッチさんも良いと思いますが、私的にはそっちの方が良いと思います」
まさかの彼女の言葉にマルコは少し目を見開いていたが、サッチは嬉しさで満面の笑みを浮かべていた。
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