第25話 街の図書館
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昼食を済ませて準備を終えると、1時半ぐらいにひなみとマルコは家を出て図書館へと出発した。
家の近くにある図書館までは歩いて15分ぐらいだったので、マルコから「天気も良いし歩いて行かないかい?」と提案され、日頃運動不足が少しでも解消するならと、ひなみはOKを出した。
気持ちのいい秋晴れのお陰で彼女の足取りも軽く、街路樹の銀杏の葉も鮮やかな黄色に色づいていたのでひなみはいつか皆で紅葉を見に行けたらいいなぁと考えていた。
”ギュ”
「…ふぇ?」
次の瞬間ひなみは右手に温もりを感じたので何かと思って視線を向けると、マルコが彼女の手を握りながら小さく微笑んでいた。
「え…えっとマルコさん?/////」
マ「ちゃんと捕まえておかないと何処かに行ってしまいそうだったからねい」
「わ、私は迷子になったりはしませんよ!/////
…それに私じゃなくて、何処かに行ってしまいそうなのはマルコさんの方じゃないですか?」
マ「クスっ…そうだねい。
ーーじゃあもし俺が何処かに行ってしまいそうな事があったら、ひなみがちゃんと捕まえてくれるかい?」
「…ぇ?」
何でだろう…。
今…一瞬だけど…
マルコさんが…本当に消えてしまいそうな気がしたのは…。
ひなみはマルコがそんな事を言うもんだから何処と無く不安な気持ちに襲われ、繋がれた手をギュッと握り返した。
マ「…ひなみ?」
「…っ……あ…当たり前じゃないですか!
マルコさんって鳥にも変身できちゃうから、目を離した隙にいろんな所に飛んで行っちゃいそうですね!」
ひなみは「あははっ!」と無理矢理笑顔を作って彼に笑いかけたが、彼の言葉が胸につっかえたままモヤモヤとしていた。
「今日は天気が良くて良かったですね」
マ「秋は気候がいいから今日みたいな日はひなみと一緒に歩きたかったんだよい
それに車は早すぎるから周りの風景をゆっくり見られないから苦手だ。」
「確か主な移動手段って船でしたよね?
いいですよね♪
船で海を一望できるなんて!」
マ「ひなみは船に乗った事無いのかい?」
「昔ありますよ。
…って言っても家族旅行の時に少しだけで…」
マ「…ぁ…すまねぇ。
そんな顔させたかったわけじゃ…」
ひなみは当時の家族旅行の事を思い出すと、少し悲し気な表情を浮かべているのにマルコは気づき彼女に謝った。
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