第21話 気付いた事
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とても大きな爆発音と共に瓦礫と壊れた壁には赤い炎と青い炎がユラユラと揺らめき、辺りには煙が充満していた。
突然の事でひなみと咲間は言葉を失い、何が起こったのか理解できずそのまま呆然としていると、その煙の向こうから聞き覚えのある声が聞こえてきた。
エ「ひなみ!!ここにいるんだろ!?」
サ「ちょっ、エースもマルコもいきなり壁を壊すんじゃねぇよ!
もしひなみちゃんが怪我したらどーすんだよ!」
マ「そんなヘマするわけねぇろう!」
ーーエース…サッチさん…マルコさん
助けに…来てくれたんだ
煙は徐々に薄れていき、彼等の姿が確認できたひなみは嬉しさと安堵から再び目に涙を浮かべた。
咲「だ…誰だお前ら!!」
いきなり壁をぶち破って入ってきた彼等に咲間は動揺していたが、彼に押し倒されている状態であられもない姿のひなみを見た三人は驚きの表情を見せた。
「…ヒクッ…マルコさん…サッチさん…エース…ぅう」
そして泣いて彼等の名前を呼んでいるひなみを見て、彼等は怒りで身体が震えていた。
エ「……っ…テメェ#…よくもひなみを泣かせたな##」
サ「このままで許されると思わねぇことだ##」
マ「……俺達の宝に手を出した事…後悔させてやるよい##」
咲「…っ…い…いい気になるな!!
何が許さないだ!何が後悔だ!!
ひなみは俺の女だ!!
彼女の事何も知らねぇくせに自分のもの気取りか!!
こんな何処の馬の骨とも分からない野郎共に俺のひなみを渡すわけないだろう!!
お前達なんかより俺といる方が幸せなんだ!!!」
咲間は怒号を上げながらテーブルの棚の中に入れてあった銃を取り出すと、その銃口をマルコ達に向けハンマーを親指で下げた。
マ「俺達から言わせるなら『テメェの方がいい気になるな』って所だな」
咲「何だと!?#」
エ「確かに俺達はひなみの全てを知っているわけじゃねぇ。
ひなみだって俺達の全てを知っているわけでもねぇ。
ーーだがお互いがお互いを知ろうと努力してんだよ」
ーーエース
サ「少しずつ…。
少しずつだがひなみちゃんと出会ってから彼女の優しさに触れ、彼女の温かさに癒され、彼女の前向きな姿勢に俺達は心を奪われた。
自分のものになってくれるかなんてそんなの分かんねぇけど、それでもひなみちゃんがいつも笑顔でいてくれるならっそれだけでも俺は幸せだ。」
ーーサッチさん
マ「だがテメェは違う
ガキのように自分のモノだと我が侭ぶっこいて…。
妄想と現実が入り交じったそのくだらねぇ思考でひなみを傷つけやがって…
ひなみの事をモノとしか見てねぇテメェにひなみは渡せねぇよい!!!」
ーーマルコさん
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