第19話 狂った愛
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ひなみから事の真実を聞いた美月の表情はとても重かったが、次の瞬間ひなみの事をギュッと抱きしめた。
美「ゴメンねひなみ……まさかアンタがこんな目にあっていたなんて…。
あの日私も一緒に残っていれば!」
「ありがとう美月
その言葉だけで私はとても嬉しいよ」
ひなみは優しく微笑みながら美月の頭をそっと撫でた。
「でも咲間君の父親が警視庁のトップだったなんて…」
美「それだけじゃなく咲間君の祖父は大手一流企業の会長をしているらしいの
本来なら咲間君って祖父が経営している企業の社長を任せられる筈だったんだけど、半年は下積みをしてくるように命令されていたらしくて
それでここに就職したんだけど、今回の件でクビになったって事…。
父親も祖父もお互いがトップ同士だから息子に比べてまともかと思ったんだけど、金と女にはとても欲深いらしくてね
”この親にしてこの子あり”って言葉がピッタリって感じよ!」
「そうだったんだ。
ーーそれにしても…∪
美月って何でそんな情報通なの?∪」
美「ん?…あぁ私の父親は国会議員だからね
そういった情報は嫌でも入ってくんのよ」
「Σえぇ!?そうだったの!?」
美「そんなに驚くことじゃないじゃない∪
そういうひなみの両親だってかなりの実業家だったんだから」
「いや…∪
実業家と国会議員じゃ比べ物にならないでしょ∪」
美「まぁ、私の家の事なんて今はどーでも良いのよ!
それより今は咲間君の事!
釈放されたとなれば、アイツは今自由の身って事なのよ?
今はここにいないから良いけど、一歩会社を出たらどうなるか分からないし…。
ひなみも警戒して気をつけてた方が良いわよ!」
「…うん、ありがとう美月
心配かけちゃってゴメンね」
美「なに言ってんのよひなみは私にとって大事な友達なんだから
それよりも家にいる彼氏さんにはちゃんと報告してた方が良いわよ?」
「まだ彼氏じゃないんだけど、今回の事はちゃんと言っておくよ。
前回あった事も報告はしておいたし
それに今回念のためGPS機能のついている安心フォンも持たせているの
まぁ、今回の事を想定して買ったわけじゃないんだけど、ある意味丁度良かったのかもしれない」
美「そうね…。
備えあれば憂いなしだよ!」
「クスっ、あまり予期せぬ自体を起こさないようにはしたいんだけどね
でも今回の件はまだ私も注意しておくよ」
美「うん、勿論私にも頼って良いんだからね♪」
深刻な話しから一転してひなみも美月のお陰で安心したのか、先ほどよりも少し笑顔が戻ってくると、美月は「今日も一日仕事頑張ろうね!」と言って二人ともその日の業務を進めて行った。
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