第17話 懐かしい香りと音
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
店員「いらっしゃいませー!」
浜辺から少し離れた所に、季節外れの海の家が1件だけ営業しているのを見つけていたひなみは店内に入ると、従業員の元気な声が聞こえてきた。
今年の夏に新しくオープンしていたらしく、店内や外装はとても綺麗で、カフェテラスのようなオシャレでゆったりとした空間になっていた。
周りには数人のお客の姿があり、カップルで来ている所もあれば、男グループで見るからにナンパしにきました感をかもし出している人達もいた。
へ〜…最近の海の家って本当にオシャレだなぁ〜。
店内をキョロキョロと見回した後、ひなみはレジの所にいき飲物を注文した。
店員「ご注文をどうぞ」
「えっと…カフェオレ1つとアイスコーヒーを3つお願いします
持ち帰りますので、袋に入れてもらっても良いですか?」
店員「畏まりました!」
お金を支払い、店員さんがドリンクを用意している間待っている時だった。
「お姉さんひとりぃ〜」
「さっきから見てたんだけどスゲェ可愛いねv」
「俺達かなり暇してるんだけど良かったら一緒に遊ばない?♪」
背後からチャラそうな声をした男が数人ひなみに声をかけてきたので、ひなみは振り返る事無く聞こえない振りをして無視していた。
はぁ〜…季節外れの海でナンパって…∪
しかも第一声が「お姉さんひとりぃ〜」ってんなわけ無いじゃん∪
「君って本当に可愛いよねv
モデルかなにか?」
「俺マジで一目惚れしちゃったかもv」
「あ、俺達この近くのホテルに泊まるから遊びに来ない?♪」
ひなみは店員からドリンクを受け取り男達を無視したまま店を出たが、それでも彼等はしつこく彼女に付き纏っていた。
「……はぁ〜…しつこいですね。
そもそも海に一人で来るわけないじゃないですか。
ドリンクだってこんなに買ってるのを見てたんなら普通分かりません?
貴方達は視力悪いんじゃないんですか?
それに連れが一緒なので遊びになんて行かないし、一人だったとしても万が一でも無いです。
私なんかよりそこら辺にナンパ待ちをしている女性なんてゴロゴロいますよ。
そっちの方がお持ち帰りしやすいですから、そっちに行った方がいいんじゃないですか?
私は貴方達みたいな人全くもって興味は微塵もありませんから
だからこれ以上付き纏わないでください。」
彼等を少し睨みながら淡々と文句を言った後、「それじゃ」といって再び来た道を戻ろうとしていたが、一人の男がそれでも尚、ひなみの事を引き止めようと肩を掴んできた。
「まぁ、そんなに怒んないでよ」
「…#(コイツら#)
本当いい加減に!「俺の女に何か用かよい」
ーーえ…?
再び文句を言おうと口を開いたそのとき、彼女の肩に触れている男の腕を別の手がガシッと掴んでいた。
それと同時に聞き覚えがある声がしてきたので後ろを振り向くと、そこにはマルコとサッチとエースが殺気を放ちながらナンパ野郎達を睨んでいた。
.
