第104話 彼はおにぎりが好きでした。
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それから3時間後、大量の食材を買い揃えたののかとサンジはお昼過ぎにサニー号へと戻ってきた。
今回も殆どの荷物をサンジが持ち運んでいたため、ののかはせめて持ちやすいようにと、彼が持つ荷物の重さを自分の能力で軽くした。
サ「ありがとう、ののかちゃんのお陰でとても楽だったよv」
「どういたしまして♪
昨日も荷物をもたせちゃったから、せめてこれぐらいはね」
ル「お、ののかとサンジも戻ってきたのか?」
「あ、ルフィ
帰ってたんだね?」
ル「おぅ!
もう全員揃ってるぞ」
キッチンに入ろうとするといきなり扉が開き、そこからは船に戻ってきていたルフィの姿があった。
キッチンではナミ達がティータイムを楽しんでおり、チョッパーとブルックとウソップはルフィとカードゲームをしておる最中だった。
そしてゾロは甲板で昼寝をしており、フランキーは仕入れてきた部品で自分の体のメンテナンスをしていた。
ナ「ののか、サンジ君おかえり」
ロ「おかえりなさい
買い物は満喫できたかしら?」
サ「ナミすわぁ〜〜ん!!ロビンちゅわぁ〜〜ん!!v
おかえりぃ〜〜!!v
すぐにドリンクを入れるから待っててぇ〜!!」
「ナミとロビンもおかえり♪
うん、十分楽しめたよ!
でも休みすぎて体力がちょっと落ちちゃったかも」
ナ「病み上がりなんだもん
それは仕方ないわ」
ロ「あまり無理はしないようにね?」
「うん、ありがとう!
あ、そう言えばナミ」
ナ「ん?何?」
「これから次の島までの距離ってどのくらい?」
ナ「そうねぇ…大体1週間前後って所かしら
次の島までの海流は割と穏やかな所だから、船が荒れる事なんてないわ」
ナミはののか達が帰ってくる前に航路を調べていたらしく、先ほど自分の部屋から持ってきていた海図をテーブルの上に開くとののかに説明をした。
「そっか、じゃあ大丈夫かな?」
ロ「何かあったの?」
「うん、この前の私の怪我の治療ってローさんがしてくれたんでしょ?」
ナ「えぇ、そうよ」
「私、自分の口からまだちゃんとお礼を言ってなかったから、彼等の船の所に行こうと思ってるんだよね」
ナ「あぁ〜そう言えばトラ男ったらあれからすぐに帰っちゃったからね」
「ローさんは私の命の恩人だからね」
ロ「クスっ、良いんじゃないかしら?
海流も荒れる事がないってナミだって言ってるんだし」
ナ「いいわよ
ののかがそうしたいならいってらっしゃい
ただし!」
「え…何?∪」
ナ「あいつらから何かお宝の情報の一つでも聞いてくるのよv」
「…う、うん∪」
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