第103話 静かな夜の出来事
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「あ〜疲れた〜∪」
サ「もうすぐで船だから後少しだよ」
地平線の彼方へと夕日が沈んでいき、空が夕焼け色からブルーへとグラデーションになっている時間帯にののかとサンジは船を止めている場所まで戻ってきた。
すぐ目の前にはサニー号が停泊しており、ののかも帰ったらお茶でも飲んで一休みしようと思っていた。
「ゴメンねサンジ君
荷物重くない?」
サ「あぁ、これぐらい全然何ともないよ」
「一つぐらい私も持つのに」
サ「気持ちだけでも嬉しいよ♪
それにレディに荷物なんて持たせられないからね」
サンジはニカッと笑ってその笑顔をののかに向けると、彼女も「ありがとう」といって小さく微笑んだ。
そして、サニー号に戻ってきたののかは一旦荷物を自分の部屋に置きにいき、疲れた体を癒す為にドサッとベッドにダイブすると、フワフワの布団がののかの体を受け止めた。
「ゔぁ〜…久々の外出は嬉しかったけど∪
あまり体を動かしていなかったからキツいなぁ〜∪」
怪我をしていた所為で体が鈍ってしまい、今日1日外出しただけでののかの体はとても疲れてしまっていた。
そう言えば…まだローさんに挨拶をしていなかったなぁ。
元気になったら一番にお礼に行こうって思っていたけど…。
明日にでも行ってみようかな
”コンコン”
「は〜い」
サ「ののかちゃん料理なんだけど」
部屋に入ってきたサンジはそろそろ作ろうかという事を伝えにくると、ベッドでグッタリしているののかの姿をみてサンジは驚いて駆け付けた。
サ「Σののかちゃんどうしたんだい!?
気分でも悪いのか!?」
「…え…?
あぁ…いや、久々に外出したからちょっと疲れちゃっただけだよ」
サ「でも顔は真っ青だよ?」
「ずっと安静にしていたから、体力の消耗が早くて∪
でも少し休んだからもう大丈夫!
さて、料理でもしよっか!」
サ「あ、あぁ
本当に大丈夫かい?
無理しなくても俺が作るからののかちゃんはゆっくり休んでいていいんだよ」
「心配してくれてありがとうサンジ君
でも本当に大丈夫だから♪
さて、一緒にキッチンに行こう!」
ののかはベッドから起き上がりサンジの手を握ると、二人でキッチンに向かう事にした。
.