第102話 君と肩を並べて
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サ「でもマジでありがとうなののかちゃん
開けてみても良いかな?」
「うん!」
サンジはラッピングされた包装紙を綺麗に剥がし、箱の中身を確認すると、そこにはブルーとネイビーとシルバーのストライプのデザインが入ったネクタイがあった。
「サンジ君いつもスーツだからネクタイでもって思って」
サ「……」
「…えっと……もしかして気に入らなかったかな?∪」
ネクタイを見たまま何も言葉を発しないサンジを見たののかは少し不安になった。
しかし次の瞬間、サンジはののかの事を思いっきり抱きしめた。
”ギュっ”
「っ!/////」
サ「ありがとうののかちゃん/////
クソ嬉しいよ!
俺、大事にするから!」
「うん、私もそのワンピース大事にするからね♪」
サンジは今つけていたネクタイを外すと、先ほどののかから貰ったネクタイを慣れた手つきで結びだした。
サ「どう?」
「凄く似合ってるよ!」
やっぱりサンジ君は何をつけても似合うなぁ〜♪
サ「よし、じゃあそろそろ行こうか」
「うん」
サンジは荷物を持ち開いている方の手でののかの手を握ると、次の場所に向かおうとしていた。
「夕食はどうしようか?」
サ「そうだなぁ…ののかちゃんは何か食べたい物とかあるかい?」
「ん〜…じゃあ久々にグラタンが食べたい!」
サ「了解!
じゃあついでに今晩の買い出しにでも行くか」
今日一日だけでいろんなお店を見て回った二人は、最後に市場によって今晩の材料を買いにいく事にした。
サンジは隣でニコニコしながら歩くののかを見て、今の幸せを噛み締めていた。
ーーこんな日がいつまででも続けば良いのに…
俺は君の近くにいればいるほど…
過ごす時間が長ければ長いほど…
どうしようもなく好きになってしまうんだ
今直ぐじゃなくても良い
でもいつか…
俺だけを見てほしいと思うのは
贅沢なことなのだろうか?
END