第101話 心配?不安?それとも…
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「また心配かけちゃったね…ゴメンねルフィ」
ル「俺は…ののかの事になると不安で仕様が無くなるんだ
…この一週間…生きた心地がしなかった」
「それは私も同じだよ
ロザリナの能力とはいえ少しの間ルフィ達がいない時…生きた心地もしなかったし不安ばかりだった」
ル「…悪ぃ∪」
「クスっ、お互い様だね」
ル「それにしても、2年前に比べてののかは本当に強くなったな」
「…っ」
ル「俺が皆を…ののかを守らなくちゃいけねぇのに…。
船長の俺が守っていかなくちゃいかねぇのに…
またののかに守られた」
「……」
ル「ときどき思うんだ…。
ののかは俺よりも強くなって、いつか俺達から離れていっちまうんじゃねぇかって…」
「……何それ
勝手に想像して勝手に不安にならないでよ
ゾロにも「強くなった」って言われたけど、それは皆の力があったから
それは謙遜じゃなく事実ーー。
それに私はここから…ルフィ達の元から離れる事は絶対にあり得ない
それは、ここが私の居場所だから…。
だからルフィが心配する事なんて微塵もないの!」
”ピンっ!”
ののかはルフィのおでこに軽くデコピンをした後、彼の手を握って微笑んだ。
「ルフィ、これから先今以上に怪我をすることはどんどん出てくると思うし、今回みたいに死にそうになるかもしれない…。
でもね、そんな事でいちいち心配していたら海賊王にはなれないわ
あなたは私達の船長なんだから、どんな事があっても私を…皆を信じてほしいの」
ル「…ののか」
「大丈夫…死にそうにはなっても、死んだりはしないから♪
それに私、ルフィがワンピースを手に入れて海賊王になった後、皆の生まれた故郷に行ってみたいという夢があるんだよねv」
ル「っ…ししし!そうか♪
なら尚更早くワンピースを手に入れねぇとな!」
「うん、ルフィの故郷のフーシャ村にも行ってみたいしね」
笑い声が部屋中に溢れ、和やかな雰囲気に包まれていると、救急箱を手にしたチョッパーが室内に入ってきた。
チョ「ののか薬の時間だぞ
…ってルフィも一緒だったのか」
「うん、ずっとお話ししていたの♪」
ル「チョッパー!ののかの傷一日でも早く治してくれよな!
そんでまた皆で遊ぼうぜ♪」
さっきよりも元気になったルフィは、またいつものようにニカッと笑うと、その場をチョッパーに任せて部屋から出て行った。
チョ「ルフィ何だかいつも以上に元気がいいな
何かあったのか?」
「ん〜?
クスっ…それは内緒v」
END