第100話 30%の奇跡
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「……っ」
…こ…ここ…は…
眩い光りに包み込まれたと思い、目を覚ましたののかはゆっくりと瞼を開けた。
目を左右に動かしながら、ここが何処なのか見ていると、そこが自分の部屋だと気づいた。
…私の…部屋
……ん?…手が温かい…
ののかは左手に何かを感じたので、頭を動かし視線を向けると、そこには自分の手をギュッと握ったまま眠っているナミの姿があった。
「…ナ…ミ…」
ずっと握っててくれたんだね…
ののかは小さく微笑み、そこには自分の事を心配して側にいる仲間達の姿があり、皆はののかの部屋で眠っていた。
エ【ののかの事を待っている奴等が沢山いる。】
…ありがとうエース
「クスっ…ナミ…ありがとう」
ののかは眠っているナミの顔にかかっている髪を撫でるようにして払いのけると、その手の感触に気づいたのか、ナミが目を覚ました。
ナ「……ん……」
「…ナミ」
ナ「……ののか……お願…い……戻って…き…て……」
初めのうちナミは寝ぼけていたため、ののかの意識が戻った事に気づかなかった。
「大丈夫…ちゃんと…戻ってきたよ
……ちゃんと…皆の所に…」
ナ「……っ……##NAME2##……ののか……」
しかし、二度目にののかの声を聞いた瞬間、ナミは大きく目を見開いた。
ナ「あ…ぁ……ののか……な…の…?」
「うん…ちゃんと…私だよ」
ナミは目から溢れんばかりの涙を浮かべると、彼女に抱きついた。
ル「ん…どうしたんだナミ……Σってののか!!?」
ウ「ふぁ〜…ったくこんな時間に何だよ……Σなっ!!ののかが!!!」
ロ「ののか意識が戻ったのね!」
ブ「ののかさ〜〜ん!!!目が覚めて良かった〜〜!!!!」
サ「ののかぢゃ〜〜〜ん!!!ざびじがったよ(淋しかったよ)〜〜〜!!!!」
フ「ったく…スーパー心配させやがって!!」
チョ「うわぁ〜〜〜!!!ののか!!」
ゾ「ったく心配かけやがって」
ナミの大きな声を聞いたクルー達も、何事かと思い目を覚ました瞬間、ののかの意識が戻っていた事に驚きの声を発した。
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