第99話 皆の願い
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次の日、ロビンとウソップは翌日目が覚めたが、チョッパーから「まだ安静にしていないといけない!」と言われたため、暫くはベッドの上で横になっていた。
ウ「そっか…ののかはまだ目が覚めてねぇのか」
ロ「でもトラ男君が一緒なら何かあった時は安心ね」
チョ「うん、昨日はナミに付き添ってもらったけど、問題は無かったみたいなんだ
…でもののかの目が覚めるまではとても安心できねぇよ…」
ロ「大丈夫よチョッパー
あの子は結構強い所があるんだから」
勿論ロビンやウソップもののかの事を心配していたため、彼女の事をナミやチョッパーから聞いていた。
そんな中、ののかの容態を見に来たローは、無くなりかけていた点滴の交換をしていると、ナミに代わり今日はゾロがののかの付き添いでやってきた。
ロー「ゾロ屋か」
ゾ「今いいか?」
ロー「あぁ、大丈夫だ」
ゾ「ののかの方はどうなんだ?」
ロー「今の所脈拍や呼吸、心音とも正常だ
点滴はさっき変えたばかりだから2時間は大丈夫だろう
顔色も昨日よりは血色が良くなっているからな」
ゾ「…そうか」
ゾロはベッドの横に置いてあった椅子にドカッと座ると、持っていた刀を壁に立てかけた。
ロー「お前達は全員仲間思いなんだな」
ゾ「あぁ?…何だいきなり」
ロー「いや、そう思っただけだ」
ゾ「……オメェのところは違うのかよ?」
ロー「いや…俺の所も皆いい奴等だ
…だが、なんていうか…あのののかって女…皆に愛されてんだな」
ゾ「そうだな…間違っちゃいねぇよ
コイツは自分の事よりも他の奴を優先しちまう…。
急にいなくなったり……かと思ったら最近2年ぶりに戻ってきた。
昔からその明るさも、笑顔も、性格も変わってねぇ
一人一人をちゃんと見てくれてる…。
欲しいと思った言葉はちゃんとくれるしよ…。
だから皆ののかの事が好きなんだろうな」
ロー「ならゾロ屋もののかの事が好きなんだな」
ゾ「っ//////」
ロー「図星か」
ゾ「るせぇ!!/////
テメェには関係ねぇだろ!/////
でも、まぁ…トラ男もののかと仲良くなったら分かるぜ
コイツがどんな奴かは
まぁ、敵は多いけどな」
ゾロはニヤッと意地悪な笑みを浮かべ、眠っているののかの頭をそっと撫でた。
ロー「なら、目を覚ました時が楽しみだな
俺は出て行くから、2時間たったら俺かトニー屋を呼べ。
薬を投与する時間だからな」
ゾ「あぁ、分かった」
そう言い残し、ローはののかの部屋から出て行った。
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