第98話 ロー参上!彼女のピンチを救え
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船に戻ってきたチョッパーは急いでののか達を医務室へと運んだ。
チョッパーはベッドに横たわっているののかの具合を見てどのように処置をすればいいか色々考えていた。
「ど、どうしよう…俺一人じゃ手に負えない!
ロビンとウソップもあのままにはできないし!!
それにののかは血が足りないから輸血が必要なんだ!!
…でもこの船には輸血用の血は無いし、今の怪我の状況じゃ皆から輸血をしてもらう事だってできない!!」
ののかの怪我の具合が深刻だったため、その処置に一体何時間かかるかチョッパーも予測ができないでいた。
しかし、彼女にばかり時間をかけていたら、同じく重傷の他のクルー達まで手当ができなくなりそうだったため、チョッパー自身も悩んでいた。
ル「肉食ったら血とか増えねぇのか!?」
チョ「Σんなわけあるか〜〜!!!∪」
サ「そりゃテメェだけだ!!」
ナ「…どうしよう……ここから次の島までは距離がありすぎる…
それにチョッパーをサポートしてくれる医者だって必要……」
ナミもののかを助ける為にどうしていいか必死に考えていると、彼女の脳裏をある言葉がよぎった。
【エスパシオ・クラーベ(空間の鍵)だよ
鍵穴にこれを差込めば、自分の行きたい場所に行く事ができる。
もし何かあった時はこれを使って】
ナ「……そうだ…!」
ナミは戦いの前にののかから預かっていた鍵の事を思い出すと、ズボンのポケットに入れていた鍵を取り出した。
ル「ナミ、そりゃなんだ?」
ナ「エスパシオ・クラーベ(空間の鍵)よ
アンタ達を助けにいく前にののかから預かっていたの!
これを鍵穴に差込めば、自分の行きたい所に連れて行ってくれる……
ルフィ!
これを使ってトラ男をこっちに連れてこれないかしら!?
アイツも医者なんでしょ!?」
ル「そうか!!
トラ男ならののかの事も助けてくれるはずだ!!
チョッパー、それなら問題ねぇだろ!?」
チョ「うん!
トラ男が手を貸してくれたら俺も心強いぞ!!
それとナミ、トラ男に輸血の事を伝えてくれないか?」
ナ「任せて!
さぁルフィ行くわよ!!」
ナミはエスパシオ・クラーベ(空間の鍵)を部屋の鍵穴に差し込み、ローのいる場所を願いながらドアノブのを引いた。
すると、扉の隙間からは眩い光が漏れ、少し驚いたナミ達は、急いでその中へと飛び込んでいった。
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