第98話 ロー参上!彼女のピンチを救え
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【5時間後】
”バタン”
ル「トラ男!!」
ののかの手術が終わり、キッチンに入ってきたローを見て、ルフィ、サンジ、ゾロ、フランキー、ナミ、チョッパー、ブルックは彼に視線を向けた。
額から流れた汗を拭き椅子に座ると、サンジが冷たいソフトドリンクが入ったグラスをローの前に差出した。
サ「お疲れ
これでも飲んで落ち着けよ」
ロー「黒足屋……あぁ、頂く
…お前達も怪我してるんだろ?
休んでなくて大丈夫なのか?」
ゾ「俺達は別に問題ねぇ
……それよりもののか達はどうなんだ?」
チョ「ウソップとロビンは無事に終わったぞ
今は睡眠薬入りの麻酔が効いてるからまだ眠っている」
ロー「ののかって女の方だが、こっちも手術は無事に成功した」
ル「本当か!?
じゃあ直ぐに良くなるんだな!?♪」
ロー「……いや…まだ油断はできねぇ」
サ「…そりゃ一体どう言う事だ…?」
ロー「傷は確かに全部塞いだ
…しかし今回は出血の量が多すぎたのと、体へのダメージが大きすぎた事もあり、目覚めるのがいつになるか分からねぇ
全身の火傷の事だが、あれはどう言う事なんだ?」
ゾ「そういや…俺達の意識が戻った時にはもうののかは立っているのもやっとの状態だった…。
おいナミ、一体何があったんだ?」
ナ「…ロザリナにマインドコントロールされたアンタ達の動きを封じる為に、雷を落として気絶させる計画だったの。
……しかしアンタ達に動きを封じられたののかは逃げる事をせず、計画通り自分の能力で私の雷の威力を倍増して、そのまま自分にも落としたのよ」
ル「Σなんだと!?」
サ「…ってことは…ののかちゃんは俺達の所為で…………クソっ!!」
”ダンっ!!”
サンジは思いっきりテーブルを殴りつけた。
チョ「今回は誰の所為だとかそんなのは関係無いんだ!!
やり方はどうであれ、ののかが考えたあの計画でないとルフィ達を取り戻す事も、ロザリナ達を倒す事もできなかった!!」
ロー「そう言う事だったんだな…
心臓の動きに少し乱れがあったから、もしかしたら何らかの強い衝撃を受けて一時的に心臓が止まったんじゃないかと思ったんだ
それと、ののかの意識がいつ戻るかわからんが、何があってもいいようにつきっきりで看病をしてた方がいいだろう」
ル「……そうか」
チョ「なぁトラ男、もし良かったらののかの目が覚めるまでこの船にいてくれないか?」
ロー「寧ろそのつもりはしていた。
そこまで酷いものじゃ無ければ、すぐにでも自分の船に戻っていたが、術後の経過も気になるからな」
ル「悪ぃなトラ男」
ナ「じゃあ今夜は私がののかの側に着いておくわ
皆は怪我してるんだからゆっくり休んでた方がいいと思うし」
チョ「分かった
でも無理はするなよ
何かあったら俺かトラ男を呼んでくれ」
ナ「うん、分かったわ」
そしてこの日、ナミはののかの側にいる事になった。
END