第87話 麦わら海賊団2年越しの再会
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彼等の目の前に姿を現したのは、2年前海軍によって本部へと連れて行かれたののかの姿だった。
頂上決戦から2年が経ち、一足先に皆はシャボンディ諸島で再会をしたが、ののかだけはルフィ達と送れて今再会する事が出来た。
誰もが「ののかは必ずここに戻ってくる!!」と信じて待とうとしていたが、いつ再び海軍達が攻めて来るか分からない状況だったため、皆は悔しい気持ちを胸に抱き出航を余儀無くされた。
しかしそれから1ヶ月後、彼等の目の前にののかは再び姿を現した。
「皆、久しぶりね」
「「「「「「「「「ののか!!!」」」」」」」」」
久しぶりに再会するののかは、皆と同じように2年前と違って少し大人っぽくなっており、長くなった髪をサラサラと靡かせていた。
ののかは昔と変わらない優しい笑みを浮かべ、ルフィは彼女の側に一目散に駆けつけると、何も言わずギュッと抱きしめた。
ル「……」
「…ルフィ」
ル「………本当に」
「…ぇ?」
ル「…本当にののか…何だよな?」
最初は何も言葉を発しないルフィだったが、次に発した彼の言葉は心無しか声が震えているようだった。
「ーーうん
ちゃんと私だよ」
ル「………ののか……俺……俺!!」
「ルフィ、待たせちゃってゴメンね
ーーこれからは私も一緒に戦うから」
ル「……っ」
「もう弱いままの私じゃないから
…守られてきた分、今度は私も皆を守るから
…だからこれからは頑張って生きよう
海賊王になる為に……そして、エースの為に」
ル「……っ!」
【心残りは……二つある………一つは…ハァッ……ののかを…これからも……守ってやれねぇ…事……そしてもう一つはお前のーーー”夢の果て”を見れねぇ事だ……ハァッ……
…だけど…お前なら必ずやれる……!!!
……俺の弟だ…!!】
ルフィは当時のエースの言葉を思い出した。
ル「あぁ、俺は夢の為に止まってなんかいられねぇ
先へと進まなくちゃいけねぇんだ
ーーののか…お前の力も俺に貸してくれるか?」
「クスっ、勿論!
その為に私は修行したんだから」
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