フ「ののか危ねぇ！！」




”ドンっ”




「Σっ！！…フランキー！！」





ののかが斬りつけられる前にフランキーが彼女の前に飛びだすと、ジェッターの振り下ろしてきた鎌がフランキーの左腕を一瞬にして消し去った。





「…ハァッ…ハァッ……フランキーの腕が…！！」





フ「大丈夫だ…！
俺の腕は別に生身じゃねぇから問題ねぇ」






ジェッター「チッ…外したか
…でも守って正解だぜ
この鎌は切ったモノ全て消し去ってしまう。
ーーもし切られたものが人間なら……

一瞬であの世行きだったんだけどな！」






ここでまともに戦えるのはナミだけ…

でも彼女一人じゃ手に負えない

私も…今のままじゃ……。





ウ「…っ…の…ののか…ハァッ…ここはあまり無理するな……！」




「ハァ…ハァ」




ナ「ののか！
ここは一旦引いた方が良いわ！
ルフィ達は取り戻したし、ここにいる必要は無い！」




「普通に…逃げても、直ぐにやられてしまう…ハァッ…」





フ「じゃあどうすりゃ」




「…あの二人とは…ここで…ハァッ…ハァッ…決着をつける」




ナ「何言ってるの！？
そんなの無理に決まってるでしょ！？」





「やらないと誰も助からない！！

ハァッ…ハァッ……ルフィなら絶対に…諦めないと思うよ」






ナ「………ののか」





「あまり時間はかけられない…ハァッ……ウソップや…ロビンだって…ハァッ…出血が酷い……」





フ「でもどうするってんだ！？」





「ーー大丈夫…作戦はまだある」





ののかは荒い良い息づかいで、フラつく体で今持っている力を振り絞った。





ジェター「そんなフラフラな体で俺達に勝てると思ってんのか？」




「……そうね。

ハァッ…ハァッ…正直…体力は限界になって…きてるかも……。


でもアナタ達二人ぐらいなら…1分で十分……！！」





ディル「そうですか…。
なら1分後、どちらが最後まで立っているか楽しみですね


グループ・2（ツー）！！」





ディルミーは自分の能力で今度はゾロとロビンを作り出した。









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