第96話 ギリギリの戦い
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「ハァッ…ハァッ……フランキー…檻の用意をしてて」
フ「お、おう!」
ののかはフラフラの体に力を入れ、ゆっくりと立ち上がりサンジとゾロの所にいくと、彼等の体にそっと触れた。
「…チェンジ…リダクション(縮小)」
すると次の瞬間、サンジとゾロは手のひらサイズの大きさまで縮んでしまい、それをみたフランキーは二人を直ぐに、作っていた檻の中へと入れ込んだ。
「ハァ…ハァ……あ、とは…ルフィだけ…」
ナ「ののか無茶よ!
アンタだって体力が限界の筈よ!?」
「…大…丈夫…。
ーールフィ…直ぐにサニー号の船長に…もどして…あげるから」
ル「……俺はサニー号には戻らねぇ
邪魔をするなら…吹っ飛ばしてやる!!
…ギア2(セカンド)!!」
「…ルフィ……アナタは……私達の船長だよ
ウソップ!!!!
お願い!!!!」
ル「ゴムゴムの〜〜〜!!」
ののかはウソップに向かって大声で合図を送った。
するとウソップは傷ついた体を無理矢理起こし、自分の武器であるカブトを手にすると、その照準をルフィに合わせた。
ウ「ハァッ…ハァッ…いくぞ!!ルフィ!!!
必殺!!!タバスコ星MAX!!!」
ウソップはルフィが大きな口を開けた瞬間を狙って、今まで以上の辛さを持つタバスコ星を、彼の口の中に思いっきり打ち込んだ。
”ヒュン!!”
”パクっ”
ル「…Σっ!!!!!!!
ゔぁぁぁあああああああああ〜〜〜〜〜〜!!!!!!」
タバスコ星の威力は抜群だったらしく、それを飲み込んでしまった瞬間、ルフィはあまりの辛さに口から炎を吹き出し、そのまま意識を失ってしまった。
「…チェンジ…リダクション(縮小)」
サンジとゾロ達同様に、ののかはルフィの体を小さくすると、フランキーはサンジ達のいる檻の中にルフィを入れた。
ナ「やった!
これで作戦は成功よ!」
当初の作戦から想定外の出来事があったものの、最終的にはルフィ達をこちら側に戻す事ができたので、ナミも作戦の成功に喜んでいた。
しかしジェッター達は、自分たちがののか達にやられた事に怒りを覚えると、その矛先をののかに向けた。
ジェッター「クソっ…ハァッ…ハァッ…この俺が…あんな女に……消してやる……アイツを消してやる!!!
”デス・インビテーション”(死への誘い)!!!」
ジェッターは自分の能力で右手を、死神が持っているような大きな鎌に変形させると、それをののかに向かって攻撃を仕掛けていった。
ジェッター「はははは!!これでテメェの存在を消してやるぜ!!!」
「っ!!」
やばい…さっきの雷で…体が…!
ジェッターはののかに向かって大きく鎌を振り上げた瞬間…
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