「…そうね
ナミの言う通り。
この作戦は何が何でも成功させて、ルフィ達を連れ戻さなと



…ウソップ！！
少し無茶をしてくれる！？」




ウ「……ハァッ…ハァッ…あぁ！！
俺様に任せろ！！」






大好きなルフィ、ゾロ、サンジ君ーー。





「…絶対にアナタ達を取り戻すから」




ののかはあいている方の手のひらを地面に触れた。





「全員…ジッとしててもらうわよ

チェンジ・コアグレイション（凝固）！！！」





”パキパキパキ！！！”





ジェッター「Σなっ！！」




ディル「フンッ…足を凍らせたところで状況は何も変わりませんよ」




ののかは自分の体ごと、ルフィ、ゾロ、サンジ、ディルミー、ジェッターの足を分厚い氷で凍らせると、身動きを取れないようにした。





「ナミーーー！！
今よ！」





ナ「駄目よ！
ののかが動けない状況なのに！」





「良いから！！早く！！！

…大丈夫！…私は死なないから」






ナ「〜〜〜っ！
……ウェザーエッグ（天候の卵）！！」




「チェンジ・インクリース（増加）！！！」





ののかの言葉を信じて、ナミはクリマ・タクトから卵状のカプセルを生み出した。



すると、彼等の頭上にはどす黒い雷雲が広がり、ののかはすぐさま自分の能力で雲を大量に増やした。




重苦しい雲と、ゴロゴロと響き渡る雷の音が辺りに響き、それを見たディルミー達も何が起きようとしているのか理解できた。





ディル「もしや雷を落とす気か…」




ジェッター「クソっ！こんなもん俺の能力で消し去ってやる！！」





ナ「サンダーブリード=テンポ！！！」




「チェンジ・エペクタシィ（拡大）！！！！」





ナ「……っ！！
ののか…！！」







「ナミ……大好き」







ナ「…ぁ」








”ズダァアアン！！！！”








ののかはナミの方に視線を送り、小さく笑みを浮かべたと同時に、ののかの能力で拡大した雷は、とてつも無く眩い光りを発しながら、通常の何倍ものの勢いで彼女とルフィ達を直撃した。



辺りが真っ白になるぐらい、一瞬にして雷が彼等を飲み込むと、ののかの姿を見たナミは当時のベルメールの言葉を思いだした。







ナ【ベルメールさぁぁぁああん！！！】





ベル【ナミ！！ノジコ！！
…大好きv】







ナ「…ののか！！！！！」














END