ゾ「二刀流…七十二煩悩鳳（ななじゅうにポンドほう）！！！」





「っ！！」





ブ「ののかさん危ない！！！」




”ドガァンっ！！”




ルフィの檻を壊しに来たゾロに気づくのが送れたののかは、避ける事ができずにいると、ブルックが咄嗟に彼女を抱きかかえてゾロの攻撃を交わした。





ブ「大丈夫ですかののかさん？
怪我はありませんでしたか？」




「ありがとうブルック！
おかげで助かったよ！」




チョ「ののか大丈夫か！？」




「うん！大丈夫！」




フ「すまねぇののか！
こっちでの引きつけが甘かったぜ！」




「…いや、私も注意してなかったから
…っ！…次来るわよ！！」





サ「悪魔風脚（ディアブルジャンプ）」




安心したのも束の間、サンジは足に炎を纏い高らかとジャンプをすると、空中で回転を咥えながら炎の威力を増していった。





ウ「おいおいおい！！
あいつマジかよ！！∪」




ナ「ののか！何とかできないの！？」





「私にできない事なんて無い！
チェンジ・デフォルマシオン（変形）」





ののかは地面に手をかざすと、水滴が周りから集まり、ののか達の頭上で一つの巨大な塊となった。




サ「コンカッセ（粗砕）！！！」





「コンプレッション（圧縮）！！！」




”ドウンっ！！”






サンジは回転を咥え、強力なかかと落としをしてくると、ののかは瞬時に頭上の水の塊に圧縮をかけた。



すると、水の塊がクッションとなり、サンジの攻撃を受け止めたので、ののか達がその攻撃を受ける事は無かった。





ロ「すごい…サンジの攻撃まで止めてしまうなんて…。」





＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊



ロザ「あの子…中々やるじゃない」




彼等の戦いを後ろで見ていたロザリナは、ののかに視線を送っていた。




ロザ「”乱舞の女神”がいかほどのものかと思っていたけど……侮れないわね」




ディル「さすが懸賞金『Priceless』なだけのことはありますね」





レイン「フフ…あの子の戦い方ってとても美しいわね」





ジェッター「へ〜…なら相当強ぇんだろうな」





ロザ「フン…あの子目障りだわ
貴方達、ルフィ達の加勢に行ってきなさい」







「「「御意」」」















END