第93話 決意を抱いて
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店主「能力なら分かっている」
「…え?」
店主「ディルミーはマシマシの実の能力で、ジェッターは老い老いの実の能力だ」
ウ「マシマシと…」
チョ「老い老い?
それはどんな能力なんだ?」
店主「マシマシの実は触れたあらゆるもの全てを増やす事ができる……。
それは物意外に人間だって可能だ」
「人間を増やすなんて…まるで忍者のようね」
ナ「でもそれならののかだって増やす事ができるから同じよね?」
「確かに似ているけど、私は人を増やす事はできないの」
店主「それと老い老いの能力だが、これは生命全てに老いを与える能力なんだ」
ロ「つまり老けるってこと?」
店主「あぁ、そうだ。
しかし老けるだけならまだ元に戻る見込みがある」
ロ「どう言う事?」
店主「老いを与えるという事は最終的には死を与える…。
5年前の内戦の時、町の奴等がジェッターと戦っていたんだ。
だがアイツが体に触れると、触れた所からまるで砂のようにサラサラと消えていった。
それは骨すら残さない……ここにそいつがいた証さへも…
全て消し去ってしまうんだ」
ウ「おい…それマジかよ∪」
「全てを…消し去る…」
ブ「さすが2億の賞金首なだけありますね」
ナ「ねぇののか…ルフィ達の動きを封じるまでの作戦は何とかできるにしても、あいつらを倒す事は今回ばかりは無理なんじゃないの?
特にジェッターって奴が、そんな恐ろしい能力を使うなら尚更よ!」
「……そうね……確かに今回はルフィ達がいない中、私達が何処まで戦えるかなんて分からない
でも、ここで戦う事を諦めもいいのかな?
……私達はそれぞれが2年間強くなる為に修行をしてきた。
今、ここで戦う事を止めたら、私達が頑張ってきた2年間はどうなっちゃうの?
…確かに私も怖いけど、逃げたりしないって誓ったから」
ナ「………ののか」
「それに心配しなくても、ちゃんと守るから大丈夫!
それぞれが力を合わせれば勝つ事だってできるよ!
私達は麦わらの一味…!
未来の海賊王の仲間でしょ?♪」
ののかは真剣な表情から一変して、いつものように可愛らしい笑顔をナミに向けると、さっきまで不安な顔をしていたナミも小さく微笑んだ。
ナ「……そうね
ののかの言う通りだわ!
こんな事でビビってちゃいけないわね!
じゃあ、そうと決まったら直にでも作戦結構するわよ!!」
「「「「「「おぉーーー!!!」」」」」
END