第90話 太陽の当たる場所で
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ゾロはののかに近づくと、もう自分の前からいなくなってしまわないように、その大きな腕で彼女の小さい体を包み込んだ。
ゾ「次……お前がどっかいなくなる時は
…その時は……俺も………一緒だ……」
”チュ”
薄れいく意識の中、ゾロはののかの額にそっと唇を落とした。
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ー2時間後ー
「……ンっ……ぁれ…私……ずっと眠っちゃってたんだ」
昼寝をし始めて2時間後、ののかは目を覚ました。
「ーーん?………Σなっ!?/////ぞ、ゾロ!?」
ののかは目を覚ました瞬間体に違和感を感じ、また、目の前に眠っているゾロの姿を見て驚きの表情を見せた。
ゾロが何で此処に!?/////
…っていうか何で抱きしめられたまま眠っているの?∪////
これじゃあ動けないな∪
腕をすり抜けて体を起こそうと思ったが、思っていた以上にガッチリと彼女の体を抱きしめていたので、抜け出そうにも抜け出せなかった。
寝ている時でもゾロって腕の力強すぎでしょ∪
ーーでも……暖かい…。
腕や体はゴツゴツしているし…
いつも筋トレしているから汗臭いかと思ってたけど…
今日は石けんの香りがしている
何だか似合わないなぁ〜
あ…こうやって間近で見ると…ゾロの体にいろんな傷がある…。
この2年で沢山頑張ってきたんだろうなぁ
ーーでも
「…寝ている顔はとても無防備なんだから」
ののかは小さく笑うとゾロに擦り寄ってきた。
そのときだったーー。
ゾ「無防備なのはののかも同じだ」
「Σっ!?…お、起きてたの!?/////」
頭上からゾロの声が聞こえてきたと思った瞬間、顔を上げると、さっきまで眠っていた筈のゾロが片目でののかの事を見ていた。
ゾ「さっき起きた……それにしても擦り寄ってくるなんて大胆になったもんだな」
「っ!…//////…べ、別にそんなんじゃ!/////」
ゾ「本当は俺の事が恋しかったんじゃねぇのか?」
ゾロはニヤッと意地悪な笑みを浮かべると、それを見たののかは顔を真っ赤にして彼を睨みつけた。
「ち、違うって言ってるでしょ!/////
…そんなに意地悪な事言うならもう起きる!」
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