第90話 太陽の当たる場所で
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ゾ「はぁ〜…サッパリした」
朝から筋トレをしていたゾロは汗だらけの体を綺麗にすると、首にタオルをかけたまま甲板へやってきた。
いつも以上にハードなトレーニングをしていたせいか、外に出てくるとポカポカした気候が彼の体を包み込んだ。
ゾ「今日も天気良いな…こんな日は……ふぁ〜〜!
寝んのが一番だな」
体を動かした後ゾロも同様に睡魔が襲ってき、大きな欠伸を出すと、その脚で船首の方へと歩いていった。
此処なら誰にも邪魔されねぇな
ゾロは頭をポリポリとかきお気に入りの場所に来ると、そこに先客がいる事に気づいた。
ゾ「…ののか…?」
「……Zzz」
ののかがそこで眠っている姿を見たゾロは、そっと歩み寄り顔を覗き込むと、寝息を立てながら気持ち良さそうに眠っていた。
ゾ「ののか、こんな所で寝てっと風邪引くぞ」
”ユサユサ”
「……ん〜……Zzz」
ゾ「…∪」
ゾロはののかの隣に腰を落とし、そっと彼女の体を揺さぶった。
しかし、彼の呼びかけにもののかは応える事無く、寝返りをうっただけで再び寝息を立てはじめた。
少し呆れた表情を浮かべていたゾロだったが、眠ているののかを見てそっと髪に触れた。
……ののかに触れるの…2年ぶり…か
前に比べて髪も伸びだな…。
それに……大人っぽくもなった気が……
…Σっ!/////…って俺は何を考えてんだ!?∪/////
あのエロコックじゃあるまいし!/////∪
ゾ「………(それにしても)」
……無防備だな。
…長いまつ毛
指だって細っこくて、握ったら折れてしまいそうだ。
まぁ、女だからそんなの当然か。
肌も白いし…ナミやロビンと違って日焼けだってしてねぇ
ゾ「こんな所で寝てると…あのエロコックに襲われるぞ」
「…Zzz……Zzz」
ゾ「ふぁ〜〜!!……俺も眠くなっちまった」
ののかが眠っている姿を見たゾロは、大きな欠伸をすると、そのままののかの隣に寝転がり、そして視線だけを彼女に向けた。
ーーののか…
今此処で瞼を閉じたら…
お前がまた消えてしまいそうで
少し不安になる…
ゾ「……今度は…俺の前からいなくなるなよ」
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