第89話 確かな事はたったひとつ
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「サンジ君どうかしたの?」
サ「Σえっ!?…あ、…いや、何か飲むかい?/////」
サンジの視線が気になったののかは彼に声をかけると、突然の問いかけにサンジは肩をビクッとさせた。
「…ん〜……じゃあコーヒー貰って良いかな?」
サ「コ、コーヒー?」
「あ、もしかして無かった?」
サ「いや!あ…あるよ∪
あるある!淹れるよ」
「?」
コーヒーという言葉に昨晩の事を思い出したサンジは顔を真っ赤にすると、頭に『?』マークを浮かべたののかはわけが分からないといった顔をしていた。
サンジは彼女のリクエストに応えるべく、コーヒーを淹れるとコクと深みのあるいい香りがキッチン内に広がった。
やっぱ…夢だよな?
かなり…いや、かなりすぎる程の都合のいい展開だし……。
しかし…すげぇリアルだったな////
声も…感触も……息づかいだって…/////
「サンジ君?」
サ「Σへっ!?」
サンジはののかにコーヒーを差出そうとすると、突然自分の名前を呼ばれた事に驚き、後少しでコーヒーを零しそうになった。
「サンジ君寝なくて大丈夫なの?」
サ「え…何でだい?」
「だって昨晩、不寝晩だったじゃない
昨日はとても疲れている感じだったから
寝ててもいいんだよ?
後の事は私が準備してあげるから」
サ「ーーののかちゃんは本当に優しいな」
「クスっ、そんな事ないよ」
サ「…ののかちゃん好きだよ」
「嫌いって言ったら?」
サ「っ…!」
ののかは小さくクスッと笑みを浮かべると、それを見たサンジは一瞬目を見開いた。
そして、サンジもフッと笑みを浮かべた。
サ「言わせない」
END