第89話 確かな事はたったひとつ
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ーーそれから1時間後
サ「ふぁ〜〜〜〜!
……大丈夫とは言ったものの……クそねみぃ…」
キッチンの片付けを終わらせたサンジは展望室で不寝晩をしていると、今日の疲れが一気に来たせいか、何度も大きな欠伸をしていた。
サ「あ〜…やっぱりウソップを叩き起こしてでもやらせればよかったぁ∪
ったくあの長っ鼻野郎#
なんで潰れるまで騒いでんだよ##」
サンジはウソップに対する不満をブツブツと口にしながら、
窓から外を眺めていた。
……ののかちゃん遊びに来てくんねーかな
灯りは…やっぱ消えてるか
窓からののかの部屋を確認すると、既に彼女の部屋は真っ暗で起きているような気配はなかった。
それにガッカリしたサンジは咥えていたタバコを灰皿に押し付けた。
流石にもう寝てるよな…
ーーここに来るわけもねぇし
※此処からはサンジの妄想です※
【はぁ〜…サンジ君疲れているのに不寝晩なんて大丈夫なのかな?
一日中働いていたのに…
…それにウソップの代わりだなんてサンジ君優しすぎるよ】
【凄く眠そうにしていたから珈琲でも淹れて持っていっちゃおうかなv】
なんつってなぁ〜v
【サンジ君大丈夫?】
サ【ののかちゃん来てくれたんだね!】
【サンジ君の事が心配で寝付けなかったの
今夜はずっとサンジ君の側にいてもいい?////】
サ【そんなのもちろん良いに決まってるだろ】
【嬉しいサンジ君/////
私…私…ずっとサンジ君と二人っきりになりたかったの】
サ【あぁ、俺もだよののかちゃん】
【サンジ君お願い/////
私の事抱いて/////】
サ【ーーののかちゃん】
おぉ、これなら朝までいけるかもv
サンジは脳内でののかとの甘い妄想を繰り広げながらニヤニヤしていると、同時にやってきた睡魔に襲われ、ついにソファーにもたれ掛かるように眠ってしまった。
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「サンジ君」
”ユサユサ”
どのくらい時間が経ったのだろうか、ソファーで眠っているサンジの体をそっと揺さぶりながら誰かが声をかけてきた。
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