第89話 確かな事はたったひとつ
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楽しい宴も終わり、クルー達は騒ぎ疲れと酔いで全員ダウンしてしまっていた。
ナミとロビンは自分たちの部屋に戻り、男達は甲板で雑魚寝をしていた。
そんな中、ののかは酔いを醒ます為に再びシャワーに入って頭をスッキリさせると、キャミソールにホットパンツといったラフな格好で首からタオルをかけたままキッチンに向かった。
するとキッチンの小窓から明かりが漏れていた事に気づきそっと扉を開けた。
「サンジ君…?」
サ「あ、ののかちゃんv」
「サンジ君まだ起きてたの?」
サ「まぁね、明日の仕込みも…ってののかちゃん!////
君は何て刺激的な格好なんだぁ!/////vvv」
キッチンでは明日の仕込みと片付けをしていたサンジが彼女に気づくと、その格好を見るや否や目をハートして顔を赤くしていた。
「さっきまでお風呂に入っていたからね
ゴメンね見苦しい格好で∪」
サ「そんな事無いよ〜v
俺的には十分目の保養をさせてもらえたしねv」
「ははは、何それ」
サ「それよりもののかちゃんはどうしたの?こんな時間まで」
「部屋に戻ろうと思ったらキッチンの明かりが点いていたからちょっと立ち寄ってみたの
あと少し喉も乾いちゃってね」
サ「お酒を飲んだ後って喉乾くからな
何か作ろうか?」
「ううん、ミネラルウォーターでいいよ」
ののかは冷蔵庫を開けると十分冷えたミネラルウォーターを取り出すと喉の渇きを潤していった。
「私も一緒に手伝おうか?
サンジ君も疲れているでしょ」
サ「ありがとうののかちゃん
でも俺は大丈夫だよ
それに今夜は不寝晩だからね」
「え?そうなの?
でも今夜って確かウソップが当番じゃ」
サ「あれだけの爆睡じゃぁ揺さぶっても起きやしないよ
ロビンちゃんが変わろうかって言ってくれたけど、昨日も不寝晩してくれてたから立て続けはさせられないからさ」
「そうだったんだ
それなら私が今夜代わりに不寝晩しようか?」
サ「だ〜め。
ののかちゃんは今日帰ってきたばかりなんだから、今夜はゆっくり休まねぇと」
「でも…サンジ君だって疲れているでしょ?」
サ「俺はいつもの事だからもう慣れたよ♪
さ、体が冷えないうちにベッドに入らねぇと風邪引くよ」
少し心配している彼女にサンジはニカッと笑みを浮かべると、椅子の上に置いていたジャケットをののかの肩にそっとかけて部屋へと見送った。
「サンジ君あまり無理しないでね」
サ「ありがとうののかちゃんv
俺なら大丈夫だよ。
おやすみ」
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