第112話 参加者は顔馴染み
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それから1時間後、ののかとゾロはある程度罠を仕掛け終わると、そろそろ仲間達がいる場所へ戻ろうとしていた。
ゾ「おいののか!
もういいんじゃねぇのか?」
「そうだね!
結構な数のトラップを仕掛けたし、皆の所に…」
”ガサガサ”
ゾ「ののか!」
ののかの背後の茂みから突如音が聞こえてきたので、ゾロは彼女を守るように自分の後ろに隠すと刀に手をかけ警戒した。
”ガサガサ”
誰だ…
もしかして早速敵か!?
ーーだとしても…此処で俺が…斬る!!!
ゾロは徐々に近づいてくる気配に意識を集中させ刀をギュッと握った。
「もしかして…敵?」
ゾ「そう思うのが賢明だろうな」
”ガサガサ!”
ゾ「来る!
ののかは下がってろ!」
自分たちの方へ徐々に気配が近づいてきたので、ゾロは息を押し殺していつでも鞘から刀を抜ける体勢になった。
ゾ「ーー先手必勝!!」
ゾロは目にも止まらぬ速さで刀を抜き攻撃を仕掛けた。
”ガキィン!!”
ゾ「Σなっ!!」
「っ!?」
ゾロの刀は相手によって受け止められると、二人は目の前にいる人物を見て驚きの表情を浮かべ声を詰まらせた。
「ったく…誰かも確かめねぇで攻撃してくるバカはねぇだろ」
ゾ「な…何でテメェが此処に」
「どうして!?」
「「ロー!!」」
END