第111話 サバイバルデスマッチ
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それから2時間後、乗り気じゃないウソップとチョッパーの訴えも虚しくサニー号はサバイバルデスマッチが執り行われる島に到着した。
ル「すっげぇ〜!!
広い島だなぁ〜!」
フ「船も沢山集まっているぜ
もしかしたらこれも全部参加する奴等か?」
サ「賞金が5000万も出るんじゃ尚更だろ」
海を伝って島の内部に続く運河に船を進めていくと、島全体はジャングルのように木々が生い茂っており、そこはまるで昔立ち寄った事のある巨人島の様な風景だった。
『お集りの皆様ー!!
5年に一度の大イベント!
サバイバルデスマッチにようこそ!!』
そのとき、島のあちこちに取り付けられているスピーカーからこのイベントの司会者と思われる人の声が島全体に響き渡ってきた。
『このイベントは手加減無用のサバイバル!
相手から武器や金品を奪おうが、殺し合おうが関係無し!!
最後の一組になるまで戦ってもらうチーム戦だぁあ!!
制限時間は3日後の日没!
優勝したチームには賞金として、なんと5000万ベリー!!
皆さん存分に戦ってください!」
ナ「5000万ベリは何としてでも手に入れるわよ!!
皆!気を引き締めてやらないと許さないからね!♪」
「ははは∪
ナミが一番張り切ってるね∪」
『また、サバイバルという名目上、船での移動はできませんので参加者の皆様にはそれぞれ食料の調達と野宿は必須とさせて頂きます!
決まりを破った方は失格となりますのでお気をつけください!』
ル「飯の事なら俺達にはサンジがいるから大丈夫だな♪」
サ「あぁ、勿論任せろ
サバイバルであっても美味いもんぐらいは作ってやるよ」
フ「船で移動できねぇのは残念だが、野宿に関しては心配するこたぁねぇぜ!
そこは俺が何とかしてやるよ!」
ナ「ふふ♪私達なら楽勝に優勝できちゃうかもね!」
ル「どんな強ぇ奴がいるか楽しみだな♪」
ゾ「肩ならしぐらいになればいいけどな」
ウ「よ、よ〜しゾロ!
このサバイバルが終わるまで俺の事を守ってください!」
ゾ「なんでだよ∪」
サ「レディー達は俺が必ず守るから安心してねぇ〜〜!!vv」
『それではサバイバルデスマッチの開始だぁああ!!!』
島中に開始の号令が響き渡り、運河を進んでいた海賊船は次々に近くの陸地に船を横付けすると、「行くぞー!!」という血気に満ちた声があらゆる所で響き渡った。
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