第111話 サバイバルデスマッチ
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「私の能力を使えば確かに700万ベリーなんてあっという間に出す事はできるけど、それじゃナミの為にはならないから駄目って何度も言ってるんだけど∪」
ナ「だから今回だけ!
今回が最初で最後にするから!∪
私どうしても諦められないのよ〜!∪」
ロ「ナミ、前にののかが言ってたでしょ?
『使い方次第によっては良くもあり悪くもある』って…
私利私欲の為にののかを困らせては駄目よ
ナミの気持ちも分かるけど、欲しいモノは努力して自分の力で手に入れた方が幸福感が強いんじゃないかしら?」
ウ「ま、確かにロビンの言う通りだな
楽して手に入れた物よりも、苦労して手に入れた時の喜びは半端じゃないからな♪」
サ「いくらナミさんでも今回ばかりは俺もロビンちゃんの方が正しいと思うぜ?」
ロビンの言葉にナミは頭が冷えてきたのか、先ほどよりは少し落ち着きを取り戻していた。
ナ「ーーそうね…ロビンの言う通りだわ…。
ののかごめんね∪
我が侭言っちゃって∪」
「ううん、私の方こそごめんね
でも私はナミの為を思って言った事だから
それに私だってこのネックレスとても素敵だと思うし、欲しいと思うのは当たり前だよ!
同じ女として気持ちは分かっているよ」
これで諦めてくれるとののか自身内心ホッとしていると、ナミは「それなら…!」と言いながらお尻のポケットから再び一枚の紙をののかの前に広げた。
ナ「此処から一番近い島でサバイバルデスマッチが開催されるらしいのよ♪
賞金はなんと5000万ベリー!
これで優勝して賞金を手に入れれば問題ないでしょ♪」
「………∪
やっぱりナミって…転んでもただでは起きないわね∪
それでそのサバイバルデスマッチって一体何なの?」
ウ「おいおいおい!
ネーミング的にも嫌な予感しかしねーぞ…それ∪」
ナ「サバイバルデスマッチはね、世界中の海賊、窃盗・強盗団等の猛者達が集まるイベントで、その島全域にいる奴等を最後の一組になるまで倒していくのよ!
倒せばどんな方法でもいいみたいだし相手チームから欲しい物を奪うのもありなの!
もしお金になりそうな物があれば…フフフ!
…優勝賞金も貰えて大もうけよ〜!!♪」
ウ「駄目だー!絶対に駄目だー!!∪
そんな危険なイベントは絶対に認めんぞー!
ロビンだってそう思うだろ!?∪」
ロ「無理よウソップ
ーーもうナミの目がベリーになっちゃってるわ」
ウ・チョ「「い〜〜〜や〜〜〜〜!!!∪」」
ル「しししっ、何だか面白そうだな♪」
こうして怯えるウソップとチョッパーを他所に、やる気満々のナミは次の島をサバイバルデスマッチが行われる島に決めると、サニー号はその島目掛けて進みだした。
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