第110話 お姉様は見抜き上手
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ゾ「………∪」
このままじゃ…ロビンの思う壷じゃねぇか∪
「ゾロ、どうかした?」
ゾ「っΣ!(ドキッ)
…え、…ぁ…いや…別に何でもねぇよ∪/////」
俺が急に黙ってしまった事に心配したののかは顔を覗き込んでくると、いきなりの彼女のアップに俺は驚いてマヌケな声をあげてしまった。
「本当に?顔が赤いようだけど…」
そう言ってののかはその小さな手でそっと俺の額に手を当てると、コイツの手から温もりがダイレクトに伝わり、俺の心臓は大きく跳ね上がった。
そして、次の瞬間俺はののかの手を掴み自分の方に引き寄せると、突然の事にバランスを崩したののかの体は俺の腕の中にスッポリと納まった。
「Σゾ、ゾロ!?/////」
ゾ「なぁののか…もう何処にも行くな」
「…え?」
ゾ「っ……いつも見ている姿が見えねぇと、どうも落ちつかねぇんだ
それに…いつかののかが……」
……いなくなっちまいそうで…
そう言いたかったが、最後の言葉は喉でつっかえたまま言葉にする事はできなかった。
言ってしまえば…本当になっちまいそうで…
そんな事を思っていると、ののかは俺の腰に腕を回しギュッと抱きしめると小さく微笑んだ。
「私はサニーからいなくなったりしないよ」
ゾ「…え……」
「ゾロの顔を見たら分かるよ
なんかそんな風な事思っているようだったから
船を空ける事はあるかもしれないけど、それでも私は麦わらの一味だから、此処からいなくなる事は絶対にしない
ーーだからそんな不安そうな顔しないで」
ゾ「……バカっ
誰も…んな顔してねぇよ」
ののかには…
隠し事なんかできねぇなーー。
ゾ「ーーでも……ありがとよ」
END