第110話 お姉様は見抜き上手
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ロ「ゾロ…アナタは世界一の大剣豪になるんでしょ?
数々の敵と戦い、苦しい修行をしていきたアナタがののかの事になると弱くなってしまうなんてね
手に入れたい、振り向かせたいと思っているなら、ゾロらしく強気で構えたらどうかしら?」
ゾ「…俺らしく…?」
ロ「ののかに振られたわけじゃないんでしょ?」
ゾ「…そ…そりゃぁ…まぁ…」
ロ「クスっ…ならいいじゃない
ゾロにとってライバルは多いかもしれないけど、可能性が無くなったわけじゃないんだから
憶測だけで不安になっても、それじゃ何も解決しないわ
ーー要は「手に入れる為にはどうするか」なんだから」
ゾ「……っ」
ーー手に入れる為に…
…俺がどうするかーー。
何が正解なんて分からねぇ
どうしたら良いかなんて答えがねぇ
だが俺は…
諦めたくねぇ
他の野郎にののかを渡したくねぇ
不死鳥マルコにも…赤髪のシャンクスにも…ルフィにも…エロコックにも…
ーー誰にもののかは渡さねぇ!
俺は先ほどまで心の置くに抱えていたモヤモヤが消えたような気がした。
そしてロビンは俺を見て小さく笑った。
ロ「クスっ…いつものゾロに戻ったようね」
ゾ「へっ…俺は誰にも負ける気がしねぇよ
それに剣豪である前に俺は海賊だ
宝は誰にも渡さねぇ
俺は俺の実力で手に入れてみせる」
ロ「フフっ…それでこそゾロね
じゃあ一つ私から朗報…」
ゾ「…?」
ロ「私今日不寝晩だったんだけどののかと変わってもらったの
ーー後は…頑張りなさい」
それだけを言い残しロビンは何処かへ行ってしまった。
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