第106話 本気になった恋
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ののかが部屋からいなくなった途端、マルコは大きく溜め息を吐いて項垂れた。
マ「はぁ〜∪
…何だか疲れたよい∪/////」
自分で誘っておきながら、何でこんなに緊張しなきゃならねぇんだよい∪
確かに、もっとののかと話しをしたいと思ったのは事実だし、いろんな事を知りたいとも思った事も事実だ…。
なのに何でだ?
ののかの笑った顔や悲しそうな顔を見る度に、どんどん魅了されてしまう…。
船に乗っていた時はいろんなところで女を買ってそれなりに遊んできてそんな気持ちはとっくの昔に無かったはず…。
でもそうじゃなかったのはののかが今までの女とは違ったからか?
一緒にいて安心しちまうし、今は亡きエースの代わりに守ってやりたいとも思っちまうよい。
「今日会ったばかりだってぇのによ
…俺はこんなにも惚れっぽかったかよい/////」
エースもこんな気持ちだったのかよい?
マルコはエースの形見のブレスレットに視線を送ると、「あぁそうだ!」と彼の問いかけに答えるかのようにキラリと光った。
「クククっ…でも、45にもなって恋だなんて
イゾウやハルタ辺りが聞いたら大爆笑しているだろうな」
マルコはそんなんことを想像しながら洗い物を済ませると、ののか用のタオルと、パジャマ代わり用にと自分のシャツを持っていく事にした。
【20分後】
「お風呂ありがとうございました!」
マ「あぁ、別にいい…よ…ぃ…っ//////」
部屋に戻ってきたののかに視線を送ったマルコは、濡れた髪に火照った肌、そして自分のシャツをワンピースのように着ている彼女の姿を見て顔を真っ赤にした。
「このシャツありがとうございます!
マルコさん大きいから、私が着たらワンピースみたいになっちゃいましたよ」
…っ//////
こいつ…天然なのかよい∪/////
マ「今夜は俺ので我慢してくれよい
それと髪がまだ濡れてるじゃねぇか」
”グイッ”
「きゃっ!」
マルコは平常心を何とか保ちながら、ののかの腕を掴み自分の方に引き寄せると、そのまま自分の膝の上に座らせた。
「マ、マルコさん!?/////」
マ「このままじゃ風邪引いちまうだろうがよい」
「す、すみません//////」
マルコさんって見かけによらず結構優しい所ってあるんだなぁ〜
見た目パイナップルだけど…。
それに手だって暖かいし、何だか気持ちいいなぁ〜
見た目パイナップルだけど…。
サンジ君とはまた違った紳士的な一面だってあるんだよね〜
見た目パイナップルだけど…。
マ「…なぁののか、さっきから何か失礼な事考えてねぇかよい?」
「Σっ!(ドキィ!!)
そんな事は断じてありません!!∪」
えっ!?
マルコさんって心を読む能力でもあったっけ!?∪
ーーでも今後は気をつけておこう∪
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