第105話 不死鳥マルコ
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マ「っ!//////」
…え…。
俺…今、いい歳してドキッとしたのか?
一瞬でも…ののかの事…可愛いと思ったのか?
オッサンの俺が?
一瞬彼女が見せたその表情にマルコはときめいてしまい、少し顔を赤らめると、急に黙った彼の事を心配したののかが顔を覗き込んできた。
「マルコさん?どうかされました?」
マ「あ…ぃ、いや!
何でもねぇよい/////∪」
「…?」
それからののか達は時間が過ぎていくのを忘れ、話しに夢中になっていると、外を見たマルコが既に暗くなっている事に気付いた。
マ「すっかり話し込んじまったな」
「あ、もうこんなに暗くなっていたんですね
沢山話していたから時間も忘れちゃっていましたよ」
楽しい時間も過ぎ、ののかもそろそろ帰ろうかと思っていたが、マルコは内心とてもモヤモヤとした気持ちに包まれていた。
…もう帰っちまうのかよい
もっとののかと話してみたい
もっとののかの事を知りたい
もっと…その笑顔を見てみたい
「…マルコさん?
ボーッとしてましたけど大丈夫ですか?」
マ「っ!…あ、すまねぇ
ちょっと考え事をしてたよい」
俺は何考えてんだよい
今日あったばかりじゃねぇか
頭でもおかしくなっちまったか?∪
「じゃあ私今日は帰りますね」
ののかはソファから立ち上がり、マルコにペコリと頭を下げサニー号に帰ろうとすると、次の瞬間手首に自分の事を引き止める大きな手が掴んでいた。
「…マルコさん?」
マ「ぁ……いや…その…//////
今夜泊まっていかねぇかい?
まだいろいろ話した事もあるし、それに明日墓にも案内してやるよい。」
ーーあぁ…勢いって恐ろしいよい∪
「お泊まり…ですか?
ご迷惑じゃありません?」
マ「迷惑だとか思ってねぇよい
誘ったのは俺の方だからな」
「ありがとうございます!
じゃあ今日はお言葉に甘えます」
「っ!……よ…よい/////」
ののかはマルコの好意を素直に受け取りお礼を言うと、それに驚いたマルコだったが、内心は喜びと感激に心を踊らせていたのであった。
END