第105話 不死鳥マルコ
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ル「ん〜…でも俺知ってる筈なんだけどよぉ…∪
マルコかー…∪」
「私も記憶の片隅になんとな〜くだけど知っている様な気がするんだよねぇ…」
ロ「パイナップルの…「「Σあいつか!!」」
「「「「「「「Σ今ので分かったのかよ!∪」」」」」」」
ロビンのヒントのお陰でマルコの事を思い出したののかはそう言えばそんな人いたなぁ〜と思ていると、ナミが彼女に手紙を差出した。
ナ「ほら、ののか宛に来てるんだからちゃんと読んでおかないと」
「あ、うん」
ののかは封筒を開けると、その中から数枚の手紙が出てきたので早速読む事にした。
【To ののか
こうやって手紙を通して話しをするのは初めてだな。
驚かせちまったら申し訳ねぇ。
今回手紙を出したのは他でもない。
ののかにはエースが世話になった。
生前、エースが急にいなくなり戻ってきたかと思えば「異世界に行っていた」としつこく話しをしていたのを思い出したんだ。
初めは寝ぼけた事ばかり言ってやがったから、あまり信じていなかったが、俺達がいつも聞かされていたのはそこでの生活やののかの家族の事、そこでの文化、どんな所に行ったなど…。
アイツはいつも楽しそうに話していたんだ。
口を開けばののかの言葉ばかり話すから、エースの中でののかの存在はとても大きいもんだったんだと思ったんだ。
お陰で俺もアンタに少し興味が湧いてきた。
いつかエースの恩人に会う事ができたら礼を言おうと思ったが、2年前の頂上戦争の事もあり気がつけば今になってしまった。
あの時はエースの為に辛い思いをさせてすまなかった。
ーーそして、俺達の仲間を守ってくれてありがとう。
それと、この前荷物を整理していたらエースの形見が出てきたんだ。
俺が持っているよりもののかが持っていた方が良いと思っている。
…俺はオヤジが残してくれた、オヤジの故郷で医者をしている。
だから、もし良かったら時間がある時にでも、来てくれると嬉しいよい。
その時にいろいろ話しを聞かせてくれ
From マルコ】
読み終えたののかは、無言のままマルコからの手紙を胸に抱くようにギュッと抱きしめた。
ナ「ののかったらいろんな人からモテモテなのね」
ロ「まさかあのマルコにも気に入られるなんてね」
サ「どんな奴であろうとののかちゃんは絶対渡さねぇ〜!!#」
ル「にししし♪
エースもののかの世界での暮らしはとても気に入っていたからな
で、どうすんだ?
アイツの所に行ってくるのか?」
「うん、折角のお誘いだもん
私…マルコさんの所に行ってくるよ♪」
ル「そっか!
じゃあマルコに会ったら宜しく言っといてくれ」
「必ず伝えておくよ!
ゴメンね、昨日に引き続き今日も留守にしちゃうけど…」
ナ「何言ってんの
アンタが気にする事じゃないわよv」
ロ「気をつけて行ってくるのよ」
「うん!ありがとう」
善は急げという事で、ののかはマルコから貰った手紙を胸にしまい、再び鍵を使って今度はマルコがいる場所へと向かった。
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