第47話 心配させないで
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レッド・フォース号の朝、クルー達も朝食を済ませそれぞれの持ち場で掃除をしたり備品等の整理をしたりと、仕事をしている中、シャンクスの部屋には人一倍大きな声が響いていた。
「Σあぁぁああああ!!!!」
シャ「Σうぅお!な、何事だ!?どうしたののか!?」
シャンクスの部屋ではキングサイズの彼のベッドに2人で寄り添うようにして眠っていたが、ののかの声に叩き起こされたシャンクスは、ビックリしてベッドから飛び起きてしまった。
「いいいい今何時!?」
シャ「ん?今は……9時だが?それがどうした?」
「や、やばい∪」
シャ「何がヤバいんだ?朝食か?」
「違う!!私ルフィ達に黙ってきちゃってるの!
本来ならシャンクスの顔を見て、直に船に戻ろうと思たんだけど、こっちで酔っぱらって寝ちゃってたし∪
夕飯のときからは確実に向こうにいなかったから、確実に心配してるよ!!」
ののかは顔を真っ青にして、今にも泣きそうな顔でどうしようと狼狽えていた。
シャンクスは欠伸をしながら背後からののかの事を抱きしめると「そんなことか」と他人事のように思っていた。
シャ「だったら、このままこっちにいれば良いじゃねぇか♪
俺は大歓迎だぜ?」
「昨日も言ったけど、私はルフィ達のクルーなの!
シャンクスさんの所には何時でも遊びにくるから!
私、取りあえず一旦はルフィ達の所に戻るね!」
ののかはシャンクスの腕をすり抜け、身支度をすませると持っていた鍵を部屋の鍵穴に差し込んだ。
「バタバタして帰るようでごめんね、シャンクスさん∪
次来るときは、時間を取るから」
シャ「次っていつだ?
俺はそんな長くは待てない……直にでもののかの温もりを感じてたい」
扉と自分の間にののかを閉じ込め、シャンクスは彼女の額にチュッと音を立てながら、唇を落とした。
切なげに見つけてくる彼の顔にドキっとしつつも、ののかの額は熱くあるのを感じ、同時に薄らと顔を紅く染めた。
「大丈夫!
長い間は待たせたりしないから♪
それに私ももっとシャンクスさんとの時間を過ごしたいって思っていしねv
ベンさんやヤソップさんたちとももっと仲良くなりたいもん!」
シャ「…ムッ#……ののかは俺とだけで十分だ」
「クスっ♪もちろん、この船での一番はシャンクスさんだよv
…じゃあ、またね!」
ののかはガチャッと扉を回すと、眩い光に吸い込まれるようにサニー号へと戻っていった。
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